モノクロ3【鬼ヶ崎カイコク】

特別編 朽ちないで ページ38

また特別編かよと思ったそこの貴方様。申し訳ございません。またでございまする……。

今回は花火のお話です。
海も入ってます。

同時に済ませちゃえとか思っちゃいました。
ごめんなさい。

設定は夢主は自分の気持ちに気づいてはいるが、まだ『この先の未来に』希望を持っていません。

カイコクさんは………読んで察してください((((

それではどうぞ！



─────────────────────


アカツキ「おおお！！」

ユズ「コラコラあっきー。そんなに乗り出したら落ちるぞ」

カリン「はしゃぐのはいいけど落ち着きなさいよアホツキ」

貴方「そういうカリンちゃんだって楽しみにしてたくせに(ﾆｯ」

カリン「んなっ！！」

ユズ「まあ、みんながはしゃぐのも無理はない。なんせ……」

ユズさんの言葉に私も助手席の窓を開けて今は遠くに見える太陽にあたってキラキラと光るものを見る。

ユズ「今日は、みんなで海水浴だからな！」

ヒミコ「な、なんだか緊張しますね」

アカツキ「ヒミコちゃんとですか？実は俺もなんです！海なんて滅多に行きませんから緊張しますよね！」

前も向いていても後ろの4人のワクワクしている雰囲気は伝わってくる。

今日は、実況はお休み。というか、お休みにしてもらったのだ。みんなで海に行きたいというアカツキ君の案で。そして、どうしても今日。理由は簡単。

今日が海の日だから………。思い立ったらすぐ行動！！と言わんばかりにその日のうちにパカにお願いをしに行ってOKを貰ったのだ。

おにーさん「浮かねぇ顔してんな。Aちゃん」

私の隣で運転をしている彼が私に話しかける。

貴方「浮かないというか、心配というか」

おにーさん「心配？なんの？」

貴方「忍霧君達のです」

おにーさん「あー」

その一言で全てわかったかというように相づちをうつおにーさん。本当に心配なのだ。

今、私たちの車にはおにーさん、アカツキ君、ユズさん、カリンちゃん、ヒミコちゃん、そして私を合わせた6人が乗っている。

そして、私たちの前の車には忍霧君、マキノ君、アンヤ君、そして運転のパカが乗っているのだ。

ひとつの箱に混ぜてはいけないものを混ぜている気がする………。

特別編 朽ちないで→←特別編 永遠に

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す