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特別編 永遠に ページ37

貴方「もし、私たちや皆が織姫や彦星みたいになったらどうします?」

おにーさん「なんでぇ、いきなり」

貴方「フと浮かんだ疑問です」

おにーさん「お前さんは、どうするんでぇ」

貴方「私から先に答えるんですか?」

おにーさん「当然(ニッ」

顔を上げれば、至近距離におにーさんの整った顔があり、私ばかりドキドキしてる気がするがそこは置いておこう。

貴方「そうですね……。とりあえず泣きます。そんでもって会えた日には溜まりに溜まった話をします」


おにーさん「泣いてくれるのは嬉しいねぇ。けど、俺ァ────」


手が肩にきておにーさんの方に引き寄せられる。パッと顔をあげれば、いつになく真剣な顔つきでこちらをじっとみていた。


おにーさん「お前さんを泣かせた奴を死んでも許さねェよ」


月明かりだけが彼を照らしている。その光景はとても綺麗で、美しくて、全ての時間が止まって見えた。


貴方「……私は、皆がと言ったんですけど?なんで、私の話になっているんですか」


おにーさん「だって、俺らの中で一番Aちゃんが離れそうじゃねェかい」


貴方「……確かに、前の私ならそうかもしれませんが……」


おにーさん「だろ?」


貴方「けど、今は違います!」


おにーさん「!!」

勢いと共に顔をおにーさんに元々近かった顔をさらに近づける。


貴方「待ってくれている人も、私の事をす、好きでいてくれる人もいます。だからもし、そうなったら私は意地でも────っ!!」

『ここに戻ってきます』

そう言おうとした瞬間に口が塞がれる。

離されたと思っても突然のあまりに口をパクパクと動かして彼を見る。

おにーさん「したくなったからしたんでぇ。なにか文句あるかィ、俺の織姫様?」

貴方「〜〜〜〜〜〜〜っ///!!」






今宵は七夕。一年に一度だけ愛しい人会える日。


けど、私の高なるこの胸はきっと









────────永遠に続くものだろう。







─────────────────────

アニメ放送おめでとうございます!&ありがとうございます!!

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ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます!!おおおおかしくはならないでくださいね!?すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます!!私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ!覚悟していてくださいね!!w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます!!読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる・・・気になりすぎておかしくなりそうです!! (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミー | 作成日時:2019年3月30日 23時

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