モノクロ3【鬼ヶ崎カイコク】

第111話 見つけた ページ23

私の専属ナース達には休むよう言われたのだが、『休んでなんかいたら時間がもったいない』と言い、パズルを組むのに戻った。


そして今

カリン「あの…外枠なんか組んでどうするんですか……？」

ユズさんと2人で数のあっている外枠ピースを組んでいた。

貴方「数があってて候補外だけど、念の為ね」

ユズ「ユイユイと、裏面に法則性がないかと思って探してたんだ」

カリン「法則性………」

貴方「こんだけあるんだから、最短で正解に辿り着ける道があるんじゃないかと思って探してたんだけど……」

ユズ「でも、失敗した！最初の2ピース番号を控えておくんだった」

貴方「ですよね……」

ペンをくわえて頭をかくユズさんと手を額にあてて頭を悩ませる私。スティックキャンディーを開封して口に含ませたところでカリンちゃんが言った。

カリン「001453と017491ですよ」

ユズ「んっ……？」

貴方「ふぇ……？」

間抜けな声を出したことに自覚はある。けど、あんまりにもすんなり言うもんだから驚いたのだ。

ユズ「……それ、本当かい？」

カリン「嘘ついてどうすんですか。間違いないです。私一度見聞きしたら忘れないので」

貴方「何その特殊能力的なやつ。すごくね？」

カリン「そうですか？普通ですよ」

……普通とは一体。けどこれで作業が進む。ユズさんとさっきカリンちゃんが言った数字を紙に書き、ピースを手に持って考える。

そして、ほぼ同時に言ったのだ。






貴方「……わかった」
ユズ「……ああ、そういうことか」






そう言ったあと私たちはまた、パズルを組みはじめた。









ある一つの法則にのっとって。





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今日、夜にまた最新します。

なんか、色々ご茶混ぜですねww。分かりにくかったらすみません(・ω・;＃)

最新する話は、カイコクさんの地下での話です。

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