第102話 追求 ページ14
『……ユウト？』
『あ、姉貴。何食う？』
『じゃなくて、なんでいるの？』
『え？なんでって、なんで？』
『おばさん達と一緒に行かなかったの？』
『うん。だって、アイツら金だけ置いてったし。それに、何があっても姉貴といるよ』
『………そっか』
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────
貴方「………んっ」
ユズ「起きたかい、ユイユイ」
貴方「ここは……」
ユズ「医務室だ。覚えてないかい？倒れたんだよ。君」
貴方「ああ……」
頭がようやく働くようになってきた。そうだ。私は、あの時突然背中が熱くなって倒れたんだ。切り替えも何も出来なかった。
おにーさん『どう思う？』
砂漠での彼との会話を思い出す。
貴方「……なにも、知りませんよね？」
ユズ「何の話だい？」
貴方「おにーさんのことに決まってるでしょ。心当たりはないかって聞いてんだよ」
あからさまにとぼけられて怒りが溢れ出る。確証がないことを責め立てるのは良くないと思っている。だが、おにーさんとの会話を思い出してみても、考えられるのはユズさんか、アカツキ君しかいない。
ユズ「何も知らないと言ったら君は信じるのか？」
貴方「信じませんね。真相がわかるまで私は疑い続けます。それに…」
ユズ「それに…？」
貴方「あのかくれんぼの時に他人の部屋を調べるのに都合のいい時間はありませんでしたから。部屋で何か見たと考えるのが自然です」
ユズ「ボクの部屋は元々散らかっていてな。たとえ入ってたとしても、わからんさ」
貴方「“たとえ”ということは、入った形跡があったということ有り得なくはないですよね？」
ユズ「ユイユイとりあえず落ち着こう」
貴方「何いってんですか。すこぶる冷静ですよ」
ユズ「いや、いつもの君ならそんなに人を追求しないだろ」
貴方「あなたはバカですか？真実が目の前にあるのに聞き出さない人がいます？」
ユズ「ユイユイ……」
貴方「さあ、答えてくださ────」
《臨時連絡》
《皆様、1階ホールへお集まりください》
貴方「……どういうことか聞いても？」
ユズ「歩きながら説明する。そして」
────これが終わったら全て話すよ
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ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます！！おおおおかしくはならないでくださいね！？すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (
レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます！！私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします！！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ！覚悟していてくださいね！！w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます！！読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる･･･気になりすぎておかしくなりそうです！！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミー | 作成日時：2019年3月30日 23時
