第100話 どん底 ページ12
あの後無事、第7ステージはクリアをした。
最後のかくれんぼの一個前で私たち女子はまた、呪いにかかってしまったのだが、最後の最後で解いてくれたのが、マキノ君だったのだ。
マキノ『イケメンちゃん……(ｷﾞｭｩｩｩ』
貴方『うん、あの、Aね？あと、苦しい……』
そして、私たちは無事クリアをしたのだ。
アカツキ君の最後の言動が気になった。
アカツキ『大丈夫です。きっと……ここには来ません』
……時々、アカツキ君が恐ろしく思える。
クラスにいれば、潤滑油のような存在だろう。彼のような人ががいるおかけでゲームがスムーズに進むのだ。
そう考えて、感謝するのが自然なのかもしれない。けど……
アカツキ「あ、Aさん！おはようございます」
貴方「おはよう。アカツキ君」
私には時々アカツキ君が全くの別人に見えて……
少し怖くなるんだ
貴方「遅い……」
ユズ「おや、ユイユイ。誰かお待ちなのかい？」
貴方「おにーさんを待ってるんですよ。昨日約束したのに……」
カリン「きっと、まだ寝てるんですよ」
貴方「だったら、起こしに行ってきます」
ガタリと席をたち、入口に向かって歩きだす。
すると突然扉が開いたのだ。
そこにいたのは、私が待っていた人ではなく……
貴方「……忍霧君？」
青い顔をした忍霧君だった。
アカツキ「おはようございま……忍霧「鬼ヶ崎はいるか！」」
息を切らして会話に割り込むように話をする忍霧君。
ねえ、まって………。
『おやすみ、A』
『いやーぁ、この本読んで』
『兄ちゃん明日テストなんだ。勉強させてくれよ』
『ムーっ』
『よしよし』
『また、明日。約束するから、な？(ﾆｺｯ』
忍霧「どこにもいないんだ。あいつ……！！」
“約束する”って言ってたじゃない……。
貴方「嘘つき…………ッ」
顔を下に向け滲む視界。ポツリと言った一言。
そして、落ちる雫。
また、大切な人、いなくなって欲しくなかった人が消えた。
また、私の目の前から。
やはり、私は人を不幸にする人間なのだろうか……。
私が、生きているからだろうか。
神様は私を嫌っているのだろうか。
重なってしまった二つの出来事。
それは、彼女をどん底へ陥れるには十分だった。
私は、幸せになってはいけないと思うには十分すぎるぐらいだった。
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ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます！！おおおおかしくはならないでくださいね！？すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (
レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます！！私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします！！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ！覚悟していてくださいね！！w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます！！読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる･･･気になりすぎておかしくなりそうです！！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミー | 作成日時：2019年3月30日 23時
