第130話 悪魔 ページ3
ここから、カギカッコだけで話を書きます!分かりにくかったら、コメント欄にて名前をつけて欲しいと言ってください!よろしくお願いしますm(*_ _)m
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私の家族は『普通』だった。ごくごく一般的な家庭。
でも、変わったことといえば、その家は山の奥にあって、特に変わった仕事をしている様子もない両親の所には、たくさんのお金が入っていたということ。
それが普通だと思っていた。私が、あの話を聞くまでは………
幼貴『ママぁ?どこぉ?』
もうすぐ、私が6歳の誕生日を迎えようとした頃、母の『もう小学生にもなるんだから一人で寝なさい』という言葉に従い、寝ていたのだが、起きてしまったのだ。
幼貴『ママぁ……っ』
いつも、名前を呼べばすぐに駆けつけてくれるはずの両親が、今日はいつまでたっても来ない。私は、廊下を歩きながらずっと両親のことを呼んでいた。
長い廊下を歩いていると、リビングから光が見えた。ああ、きっと仲良くお話してて私の声に気が付かなかったんだ。
そう思った。
けど、聞こえてきた話は5歳の私にはあまりにも理解できない内容だったのだ。
母「もうすぐあの子、16歳よね?」
父「ああ。アイツを連れていく日ってあいつの誕生日だったよな?」
母「ええ、そうよ」
『あの子』・『アイツ』って誰だろう。同じ人かな?それより、眠たいよ…。
幼貴「マ────母「けど、子供売るだけで金が入るなんて幸せよね〜」……?」
父「ああ。今では、親孝行しない輩も多い。だったら、小さいうちから役に立たせておけばいいんだよ」
母「あーあ、早く来ないかしら。Aの誕生日」
母「そうすれば、ハルともおさらばできるのに。あと、3ヶ月もアイツらの世話しなきゃいけないの?」
母「………とっとと死ねばいいのに」
幼貴『!!!!!』
母のあのゴミを見るような目。父のあの企んだような悪い顔。
そこには、父と母では無い何か……いや。
人の顔を被った悪魔がいた。
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ミー(プロフ) - 星が真っ赤に!!皆様、ありがとうございます!全然本編は進まず、大変申し訳なく思っておりますm(_ _)m皆様に楽しんで呼んでもらえるように駄作者も頑張りますので、これからも『モノクロ』をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年5月23日 22時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - ミル産業さん» ミル産業様、コメント&リクエストありがとうございます!本当ですか!?ありがとうございます(*^^*)リクエスト承知致しました!早めに出せるよう頑張ります!これからも『モノクロ』をよろしくお願い致します! (2020年4月22日 15時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミル産業 - このお話大好きです!カイコクさん推しにはたまりませぬゥゥッ///更新待ってます!あと、リクエストで、アンヤくんとか他のメンバーといちゃついていたのを嫉妬して問い詰めるカイコクさん、とか、酔っぱらいの夢主(又はカイコクさん)が見たいです。長文失礼しました! (2020年4月21日 21時) (レス) id: 66812cc6be (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 蓮花さん» 蓮花様、返信が遅くなり申し訳ございません。何度もコメントありがとうございます!!&リクエストありがとうございます!!分かりました!少しお時間を頂きますがなるべく早くお見せできるような頑張ります!これからも『モノクロ』をよろしくお願い致しますm(*_ _)m (2020年4月3日 22時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
蓮花 - ミーさんいつも、楽しみに読んでいます。もし、書いていただけるなら、書いて欲しいです。夢のお話の続きが、見たいです。お願いします。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: fa1d4bf8d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミー | 作成日時:2019年9月3日 22時