第140話 斬 ページ19
カイコクside
「やっと見つけたぜ。パカ」
パカ「おや、これはこれは鬼々崎様。如何されましたか?」
「Aちゃんはどこでェ」
パカ「はて?吟醸様でしたら今、貴方様が抱えていらっしゃるではありませんか」
アカツキ「そうですよ。カイコクさん」
忍霧「そうだぞ、鬼々崎。頭がおかしくなったのか?」
「お前さんは、すーぐ俺の事をそんな風に言う……」
忍霧「確かに吟醸は俺たちの知ってる吟醸じゃないかもしれんが、吟醸はそこにいるだろ?」
「違ぇ。コレはAちゃんじゃねぇ」
路々「ではカイさん。僕達が納得できる理由でそれはユイユイではないと証明して見せろ」
「路々さんは、どうしてもコレをAちゃんにしてェんだな」
ロロさんの、顔を見ずに冷たくそう言い放つ。
駆堂「おい!ユズは────」
「わかってる」
駆堂「!」
駆堂はロロさんが俺の事を自分自身が倒れるまでパズルを解いてくれた恩人だぞ!とでも言いてェんだろうが、何となく、なんとなくだが、今のロロさんはどえも信用出来ねぇ。
俺がパカの居場所を聞いた時、一瞬表情が変わった。
それさえ見なければ、パカなんか探さず、ゲームを進めていたさ。けど、あんな歪んだ顔をされちゃァ疑わねェ訳には行かねェだろ。
「……感」
路々森「……は?」
駆堂「あ?」
「だーかーらー、感でェ」
路々森「感……、感だと?この世で最も非合理的なものだぞ?それを僕達に信じろって言うのかい?」
「Aちゃんの感は信じて、俺の感は信じねぇのかい……」
路々森「ユイユイは……、別だろ」
俺と目を合わせず、そっぽを向きながら答える路々さん。
「ま、お前さんらが信じる信じないはどうだっていいが」
嬢ちゃん「ちょっ………!!」
Aちゃんもどきを床に放り投げ、刀を抜きながら歩いていく。そして………。
嬢ちゃん「やめてっ!!!」
嬢ちゃんが言ったと同時に刀を上から下に下ろしかた。
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ミー(プロフ) - 星が真っ赤に!!皆様、ありがとうございます!全然本編は進まず、大変申し訳なく思っておりますm(_ _)m皆様に楽しんで呼んでもらえるように駄作者も頑張りますので、これからも『モノクロ』をよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年5月23日 22時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - ミル産業さん» ミル産業様、コメント&リクエストありがとうございます!本当ですか!?ありがとうございます(*^^*)リクエスト承知致しました!早めに出せるよう頑張ります!これからも『モノクロ』をよろしくお願い致します! (2020年4月22日 15時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミル産業 - このお話大好きです!カイコクさん推しにはたまりませぬゥゥッ///更新待ってます!あと、リクエストで、アンヤくんとか他のメンバーといちゃついていたのを嫉妬して問い詰めるカイコクさん、とか、酔っぱらいの夢主(又はカイコクさん)が見たいです。長文失礼しました! (2020年4月21日 21時) (レス) id: 66812cc6be (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 蓮花さん» 蓮花様、返信が遅くなり申し訳ございません。何度もコメントありがとうございます!!&リクエストありがとうございます!!分かりました!少しお時間を頂きますがなるべく早くお見せできるような頑張ります!これからも『モノクロ』をよろしくお願い致しますm(*_ _)m (2020年4月3日 22時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
蓮花 - ミーさんいつも、楽しみに読んでいます。もし、書いていただけるなら、書いて欲しいです。夢のお話の続きが、見たいです。お願いします。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: fa1d4bf8d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミー | 作成日時:2019年9月3日 22時