第42話 ただそれだけ ページ44
ユズ「ユイユイ!!」
路々さんが遅れて入ってきて、Aちゃんが“薬”と訴えかけえちたことを伝えると路々さんは容器を探すように言った。
おにーさん「……あった」
周りのを見ても容器なんてどこにもなく下を見て見たら引き出しの下に落ちていた。
おにーさん「路々さん。あったでぇ」
ユズ「そうか、ありがとう。カイさんは外で待っていてくれ。ユイユイも、あまり見られたくは無いはずだ」
おにーさん「あァ。わかった」
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ユズ「すまないね、待たせてしまって」
おにーさん「Aちゃんは…?」
ユズ「薬を塗ったからおそらく、大丈夫だろ」
中で寝ているから運んでくれ。そう言われて彼女の部屋に改めて入ってみると、白を基調とした落ち着いた部屋だということがわかった。
ベットの上で寝ている彼女の頬に触れ、暖かさを感じ、その場に座り込んだ。
彼女が部屋で倒れていたのを見た時、心臓が泊まるかと思った。いや、数秒止まっていたかもしれない。それほど驚いたのだ。
ほっとけない。本当にただそれだけ。
彼は思った。彼女の笑った顔が見たいと。見たことがない訳では無い。
アカツキ達と話している時、誰かを慰め、落ち着かせている時の笑った顔ではなく、ただ純粋な彼女が楽しそうな笑顔が見てみたい。そう思っていた。
彼が自分の思いに気づくのはまだ先のお話…
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ミー - 爽さん» 爽様、コメントを返すのが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます!!そう言ってもらえるととっっても嬉しいです(*^^*)期待に応えられるよう頑張ります!!これからも『モノクロ』をよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年11月2日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
爽 - とても素晴らしい作品です!カイコクさんがカッコイイ… これからも頑張ってください♪ (2019年10月21日 20時) (レス) id: e25b731dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - はるさん» はる様!コメントありがとうございます!!!そのように言っていただけるなんて……感動のあまり、目から汗がっ(´TωT`)これからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» ご本人にそう言って貰えるとは……嬉しいです!!これからも、頑張りますね! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 鬼ヶ崎カイコクさん» 私もそう思うでェ (2019年9月7日 1時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミー | 作成日時:2019年2月3日 0時