モノクロ 【鬼ヶ崎カイコク】

第3話 自己紹介 ページ5

アルパカ「皆様、グッモーニン！今日から新学期ですね」

二足歩行のアルパカが教室に入り、眼鏡をかけているそれだけでも違和感ありまくりなのに

アルパカ「……おや、空気が悪いですねえ」

この、殺気が辺りに充満している中で普通に入ってきて、挨拶して、あいつはなんなんだと考える。

アルパカ「それではまず、これから苦楽を共にする仲間の自己紹介とまいりましょう」


まいらんでいい。まじで、まいらんでいい。

これから直ぐにそのゲームをやれるのかと思いきや、まさかの自己紹介からのスタートとは。

正直、期待外れというかなんというか

私の先程のやる気を返してほしい。

貴「……この糞パカめ」

アルパカ「ノン、パカでございます。吟醸様
そして、貴方様の番にございますよ。」

貴「……あ？」


アルパカ「自己紹介でございます。貴方様のことですから途中から全く聞いていなかったでしょう。
お名前と得意なゲームジャンルを」


・・・・・。



貴「吟醸A。謎解きゲーム」


驚きを数秒で押し殺しパカの質問に答える。
人の話を聞いていなかったり、いつの間にかみんな帰ったりと小さい頃から色々あったためこういう事には慣れている。

何に驚いたかと言うと、アルパカがまるで私の小さい頃を知っているかのように話したからだ。


貴「……気持ち悪っ(ﾎﾞｿｯ」


そう呟いたあと、隣のおにいさんから質問が入った

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