Lover ページ1
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マネ｢……なんか元気ないね｣
慧｢え〜？そんなことないよ〜｣
マネ｢……｣
慧｢もーすぐクリスマスだね〜、まもちゃん｣
マネ｢あー、キラキラしてるの…そっかもうクリスマスか｣
慧｢もうその次元？笑｣
マネ｢この歳になるとね笑｣
慧｢いや言うて変わらないでしょ笑｣
マネ｢はははは笑｣
まもちゃん。
俺の専属マネージャー。
慧｢恵比寿…ガーデンプレイスはね〜、色々と思い出があるんだよね｣
マネ｢そっか、それはいいな｣
慧｢うん｣
踏み込みすぎず、
ただそっと寄り添ってくれる数少ない戦友
慧｢なんか、いつもありがとね｣
マネ｢え？笑 いいえ〜｣
慧｢じゃ、おります。｣
マネ｢寒いし気をつけろよ〜？｣
慧｢ほーい｣
俺はこうしてたまにふらーっと
ガーデンプレイスにきて思い出を振り返っては
あの日の君を思い浮かべてすぐに帰る
A〜今年は4年ぶりに大きなツリーが立ったよ
去年も一昨年も、こんなツリーは無かったね
一緒に見れたら
どれだけ幸せだろう
そう考えるのは、俺だけかな
もう一度
もう一度でいい
慧｢……｣
会いたいよ…A
キラキラと光を放つツリーの飾りに
真っ黒な姿の俺が反射して写ったけど
その隣ににこにこと楽しそうに笑う君の姿は当然のように
無かった。
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作者名：美月
| 作成日時：2023年12月10日 3時
