愛して.愛されて【鬼滅の刃】

指輪をあげてみた(その2) ページ48

〇錆兎

｢はっ！？！？｣
座っていた椅子から転げ落ちるほど驚異する錆兎。
思わず笑うとカーッと顔が赤くなっている。

｢俺をからかうんじゃない｣と軽いチョップが降ってくる。
真剣で本気だと返せば突然そっぽを向く。
｢…くそっ、俺が……先を越されたな…｣と耳まで赤い様子。

｢A、こちらこそ喜んで｣と受け取ってくれる。


〇時透無一郎

｢……何コレ｣
流石時透！と、もはや感心している

｢え、そんなのあるの？｣と初めて知った様子。

｢……無理しなくていいのに、凄く高そうだよ｣と、値段を気にしてくれる優しい時透。

覆いかぶさる様に腕を首に回され｢ありがとう。嬉しいよ。本当に。Aにも買ってくるね？｣とニコニコしながら言ってくれる。


｢(Aと婚約するってことでいいんだよね？
嫁ぎに来てくれるのかな？)｣後々色々考えている。







〇不死川実弥

｢はァァァ！？｣
と、こちらもオーバーリアクション。

｢俺はこういう柄じゃねェ！｣とそれが何か
知っていた様子。

なんで知ってるの？と聞けば頭を搔き
｢俺がァ、Aにィ……｣とブツブツ言っている。

嬉しさのあまり口角が緩みそうになり必死に手で隠している不死川さん。

｢……待ってろやァ｣
彼女さんの頭をぐしゃっと撫で去っていく。

｢ありがとうなァこれェ｣
と振り向かず言うのが不死川さんらしい。



〇不死川玄弥

｢っ、あのなァ、こういうのは…俺が、｣
と顔を赤くしながら言ってくる。

結構存在やら意味やらを知ってる人が多い。

｢あァ！くそ！男らしくねぇ！｣
と自分の頭を叩いてる←


｢ありがとな。ンな俺で良ければ。俺はAが良い、Aじゃなきゃイヤなんだけどな｣

すっごく嬉しかったらしく
堪えようとしている笑みが零れている←

それ以来指にはつけていなく
大事に肌身離さず持っているらしい。

炭治郎が言うには自慢されたんだとか。



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