愛して.愛されて【鬼滅の刃】

｢抱き締めて｣って言ってみた。(その2) ページ2

〇煉獄杏寿郎


｢いいぞ、A！｣
元気良く言ったあと、軽々と上に持ち上げる。

｢軽い！もっと鍛錬をしなければな！｣

なんて言って降ろしたあと
上から覆い被すようなハグをしてくる。

｢冗談だ！Aは俺が守るさ！！｣
凄くかっこいいことを言ってくれる。

平気そうに言うけれど心に余裕はない。
から、それが抱きしめる力にでる

彼女の反応を見て嬉しそうにする。



〇鬼舞辻無惨

｢……｣

無言。
お気に召されている彼女も流石に焦る。

1歩ずつ近づいてきて前に立つ。
暫く無言が続いたと思えば

そっと手を後ろに回してくれる。


｢驚いた。やはりお前は面白い奴だ、A｣

普段笑わない無惨様が笑って
嬉しがっている彼女さんです。






〇猗窩座


｢……別に｣
と意外なことを口にする。

身長差は大して変わらないが体つきは一目瞭然。

ましてや衣服という衣服を着ていない猗窩座。


｢美味しそうだ。｣

と、決して女を喰らわない猗窩座が呟く。

食べていいよ。と冗談で返すと
一瞬だけ目を見開かせその後不敵な笑みで

｢そうか、なら遠慮なく｣

と耳に噛み付く。


後々、上弦の中の噂で広まる。←
勿論、童磨が広め主。

イタズラしてみた。→←｢抱き締めて｣って言ってみた。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す