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Sound:9 ページ9

北人side

壱馬曰く「歌川さんは本心であんなこと言うてへん。絶対に何か理由があるはずなんや。」らしいから。

俺だって何かあるなら知りたいし、仲良くなりたい。

緊張しながら歌川さんの部屋の扉をノックした。
すると扉の奥でガタガタンという大きな音がした。

『な、何の用ですか?』

北人「凄い音がしましたけど、大丈夫ですか!?」

『大丈夫です!それより何の用なんですか?』

なんで歌川さん慌ててるんだろ。まぁいいや。

北人「全員揃ったので一応自己紹介を、と思ったんですけど……」

『結構です。名前などは調べておきますので。』

北人「これも最低限の関わりに入ると思うんですけど。流石に自己紹介ぐらいは聞いてください。」

ため息をつきながら出てきた歌川さん。

その部屋の中に見えたアレは五線紙とピアノ……?

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作者名:緋扇 | 作成日時:2018年8月1日 23時

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