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Sound:23 ページ23
北人side
次の日、歌川さんが心配になった俺は部屋を訪ね、緊張しながら部屋の扉をノックした。
けど返事はない。
失礼なのは分かってるけど、そーっと開けてみた。
北人「これって……」
部屋には数え切れないばかりの五線紙。
そこに書かれていたのはLuceの頃の様なキラキラした歌ではなかった。
けど歌川さんの心からの激情や熱情などが音になって溢れたといってもいい歌。
北人「やっぱり音楽好きなんですよね?」
書きかけの五線紙に突っ伏しながら眠る歌川さん。
その歌への情熱を垣間見てしまったから、俺はもう放っておく事なんて出来ない。
北人「…………歌いたい。」
本心からそう思った俺は床に落ちている五線紙を手に取り、メロディーを口ずさんでみた。
その瞬間、寝ていたはずの歌川さんがそれを奪い取り、ビリビリに破った。
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作者名:緋扇 | 作成日時:2018年8月1日 23時