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三十六話〜最後のピース5〜 ページ39

「え?何の事?」


コナンは冷や汗をかきながら言う。

三島は驚いた様な顔で安室を見ていた。


「君達···写真を見た後ガン見してたじゃないか···」


安室が容疑者三人の方を見ながら言う。


「犯人の事を···」


「え?じゃあ···」


「わかったのかね犯人が!!」


安室の言葉に目暮と高木が驚いたように聞く。

安室は、


「ええ···大体は···」


と言った。


「しかしようやく謎が解けましたよ···ずっと疑問だったんです···」


安室がジョディたちの方を見る。
その顔は笑みを浮かべていた。


「なぜ彼女は探偵の僕に···ストーカーの調査を依頼してきたか···FBIのご友人がいるっていうのに···」


安室が片目を瞑りながら挑発するほうに言う。


「ちょっとそれ、どーいう意味!?」


ジョディが負けじと反抗すると、二人の間に三島が割って入った。


「まぁまぁまぁまぁ落ち着いて、今は事件が先ですよ」


ね?と三島が笑顔で牽制する。

二人はしぶしぶといった感じで口喧嘩を辞めた。

すると、コナンは安室を引っ張って行って隅っこの方へ行った。

三島は目暮と高木の方に向かい合うと言う。


「さて、何か気づきませんか?」


「いや、何かと言われてもなー」


二人は分かっていないようだ。

しょうがない、早く帰るためだと三島は口を開く。


「ヒントです。日本では正解には○不正解には✔️を付けますが···アメリカでは正解には✔️を付けるんですよ!」


「「えぇ!?」」


三島の言葉に驚きを隠せない二人。

三島はジョディの方を見ながら言った。


「ですよね?ジョディ·スターリング捜査官」


この言葉に、コナンは眉をよせた。

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チェスのクイーン - 有り難うございます!更新頑張ります! (2022年2月5日 18時) (レス) id: 12c047e2ba (このIDを非表示/違反報告)
AYA - この作品めっちゃ面白いです! 更新頑張って下さい! (2022年2月5日 12時) (レス) @page3 id: 38ab2f94d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェスのクイーン | 作成日時:2022年2月4日 20時

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