｡ﾟ*永 瀬 に な り た い 重 岡 さ ん*ﾟ｡ にっ！

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「明日仲直りする！」



校門を出た私は、大きな声で宣言した。



早退したからか、道路に学生はいない。



ちょっと寄り道しちゃおうかな、なんて。



「そうだ！あっちに新しいお店あったっけ、」



近道のつもりで路地裏に入る。



この選択が、いけなかった。



「………………？」



暗い路地裏に、人影がある。



男？



無言で近づいてくる。



だんだん姿がハッキリしてきて、その男の手に、



ナイフが握られているのが見えた。



「や、だ……ッ」



慌てて逃げようとするけど、腕を掴まれてしまった。



「離して……！」



掴まれた腕の痛みと怖さで、視界が歪む。



「廉…………！！」



「Aっ！」



「っえ？」



………何が起きてるの？



だって、廉は学校にいるはずじゃ……。



茫然とする私の前で、廉が男を殴る。



「大丈夫か！？」



「………、廉」



安心して、意識が遠のいた。


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