｡ﾟ*永 瀬 に な り た い 重 岡 さ ん*ﾟ｡ にっ！

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「―…ってことがあってん！」



「わあああ！のんちゃん、何言うとんねん！」



「廉、嫉妬してたんや！何それかわいーい♪」



よしよし、と頭を撫でてくるA。



俺は子供か。ペットか。



「廉、クリスマス、どっか行こうよ」



「は？気ぃはやいわ」



「廉、モテモテだから。先に予約しとくのー」



「……あほ。あんな、俺のクリスマスなんか、去年から予約殺到やねんで」



「うそっ」



明らかに残念そうな顔をするAを見て、頬が緩む。



俺の言葉に一喜一憂してんのが、可愛い………ん？



か、可愛い！？



俺、めっちゃ普通に可愛いって思った……。



「じゃあ、今年は一緒にいれないの？」



涙目は反則やな。



「ほんまにあほか。……俺のクリスマスは、Aと付き合った時点で、Aのもんやねん」



「廉………」



Aはみるみる笑顔になって、俺に飛びついてきた。



「もーほんま好き！めっちゃ好き！」



「あっそ」



「顔赤すぎ！」



「……誰のせいで」


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