男の子の日

・ ページ21

※嘔吐表現入るかもです。


浮所side

あれからずっと立ちっぱだけど、

那須の様子はいつもと変わらない。顔色以外は。

正直顔色なんてライトでなんとかなるから大丈夫なんだけど、ね、


『ありがとうございましたー!』

そんなこと考えてるうちに終わってたみたい

那須もいつも通りの顔でスタッフさんに会釈してて、

あー、意外と大丈夫なんだ。って




そんなわけないのにね、

「那須、大丈夫？」

声をかけると、気が緩んだのかフラッとこっちに倒れてきた。

那「…は、ぁ…」

「とりあえず座ろう、ちょっと動くよ」

座らせて顔を覗き込むと、まぁ真っ白なこと。
ちょっと呼吸も怪しいし、

「痛い？ちゃんと息吸って、」

那「…はぁ、…っ、ふ、ぅ…は、ぁっ」

痛みで息するのもしんどそう

早く治れっていう意味も込めて背中をさすってるんだだけど、

サーっとした感覚が掌から伝わってきた。

「…気持ち悪い？」

那「…っ、ちょっと」

「吐く？」

那「とい、れ…っ行く」

ほぼ抱えながら那須を連れてく

トイレの前来たところで、

那「浮所、戻ってていいよ…はぁ、っ…大丈夫だから」

って、大丈夫なわけないのに。

「さすがに置いてけないよ？」

那「でもっ、「いいから」

納得いってなさそうだったけど、狭い個室に二人で入る。

那「うぅ、…っぇ、は、ぁ…ｹﾎｯ」

「大丈夫、大丈夫」

涙目で嘔吐く那須をみて

ほんとに、代わってあげられたらいいのにって。

那「…ｹﾞﾎｯ、っ、ん…っぇ、ぇ…ｹﾎ」

朝から何も食べてないから逆に辛いんだと思う

那「ごめ、っ…もう大丈夫、」

「そっか、頑張ったね。」

頭撫でてあげたら、素直にこっちへ身を委ねてきた。

「ほんとに、無理するんだから、」



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学校の海外研修で2週間ほどスマホ触れてなくて、更新出来てなくてすみません。


帰ってきて、書きたい欲が昂っちゃって…

ちょっと飛ばしちゃいました笑

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