戻れ。* ページ16
だって私は
"いい意味"で変わったでしょう？
｢戻ってこい。
そして私の仕事を手伝え。｣
『戻りたくないです、絶対に。』
｢...反抗的な目をするな、お前は。｣
お父さんは私を睨みつけた。
だめだ、このままじゃ
お父さんに呑み込まれてしまう
『...私は、雄英に入ることで
自信が持てました。』
｢ほう、何の自信だ。｣
『お父さんに刃向かえる自信です。』
｢刃向かったところで何だ何ができる？
もう計画は決まっている。雄英なんぞに染まるな。｣
お父さんは、私の気持ちはどうでもいいの...？
私に"自由"はないの...？
『私に"自由"はくださらないのですか？』
｢人間は"自由"なんて無い、
何かに縛られて生きている。
それは人それぞれ違う。
その1つの縛りがお前に当たっただけだ。｣
...何それ。
私に千里眼の個性が無ければ
こんな思いしなかったのに。
『それじゃあ、お兄ちゃんに千里眼の個性が
宿ったら...私と同じことをしたのですか...！？』
｢あぁ、全く一緒のことをしていた。｣
そうだ、この人は
父親なんかじゃない。
"千里眼"の個性を欲した
ただの人だ。
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なあみ(プロフ) - あいさん» 更新頻度高められるようにします！もう最終章ですが...笑 (2018年9月7日 22時) (
レス) id: 5d8a63da9e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あー！！！！！続きめっちゃ気になります！待ってますね！（かっちゃん尊しww） (2018年9月7日 18時) (レス) id: 8b4f28c977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なあみ | 作成日時：2018年8月15日 16時
