よき理解者で ページ5
*
「おまたへ、」
「へ？へってなんなん？笑」
「場を盛り上げたくて、」
「びっくりするぐらい寒いね今日、」
時々会う女子、AA。
友達少ない仲間兼90'sメンバー。
仲はいい、自分で言うのもあれだけど凄くいい。
玉森「ちょっと小耳に挟んだんだけど、メンバーからアプローチされてるの？」
A「は？、、ないないない」
玉森「そうなの？つまんねー、」
A「いや嵐で遊ぶなや、そっちはどーなの？」
玉森「彼女？居ないねー、居たら会ってないから笑」
A「相変わらずの上目線やめてくれるー？」
玉森「でもさ、考えたの。もしAが彼女だったら楽だよね？絶対、」
A「ちょっと話が急カーブ過ぎて、、それは告白と捉えて宜しいですか？」
玉森「違くて、」
A「違うんかい！笑」
玉森「想像したらさ、もう何でも知ってる訳じゃん。それってお互いめっちゃ楽じゃないかなと思ったの」
A「確かに、それはあるね。知らないこと無いしね」
玉森「でもさ、こういう関係になっちゃったらもう無理だよね今更」
A「(うんうん)、同じベッドで寝るの余裕じゃん？」
玉森「だねー、不思議だよね。普通ドキドキするもんじゃない？」
同性の友達の感覚、戦友みたいなもん。
とはっきり切り捨てられた俺。
実は毎回こんな会話をする俺、Aに気がある証拠だろ。と自分が情けない。
好きなのか？好きじゃないところが一つもない。
A「ゆうたん、誕生日どうする？」
玉森「予定なければ合同でどう？」
A「じゃあ、うち来て。新しい家まだでしょ？」
玉森「あぁ、元彼が出て行った家ね、笑」
A「いちいち腹立つなぁー、きみはー」
バシッと叩かれた肩がジンジン熱い。
ずっとこうして親友でいたいと思う反面、進んだ関係にもなりたいとも思う。
Aはどう思っているんだろうか。
A「30歳の誕生日だから盛大にやろうね！」
玉森「怖ぇーよ、30歳になるの、なぁ？」
A「ガクブル、まさかの30歳。一緒に盛り上がろうね？」
玉森「うん。うわー、Aおばさんだね笑」
A「そっちもおじさん、言ったらゆうたんの方が誕生日早いし」
くだらない話をして笑い合える。
今はまだ、よき理解者で。
*
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Ruby(プロフ) - 最高です！！これからも更新頑張ってください！ (2020年7月20日 20時) (
レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
Naaaaam(プロフ) - Mamecccchiさん» コメントありがとうございます、私の思いを汲み取って頂きとても嬉しいです！頑張ります^ ^ (2020年1月11日 13時) (レス) id: 171ca0efbf (このIDを非表示/違反報告)
Naaaaam(プロフ) - meiさん» いつもコメントありがとうございます！とても励みになります、頑張ります^_^！ (2020年1月11日 13時) (レス) id: 171ca0efbf (このIDを非表示/違反報告)
Mamecccchi(プロフ) - 普段きっと弱音を吐かないであろう主人公が不意にみせた弱さを包み込むニノちゃん最高でした。お日様の匂いの話し大好きです！更新楽しみにしています (2020年1月10日 8時) (レス) id: 6aa4a1f260 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - とっても最高です！にやにやしながら見ちゃいました！毎日の楽しみですw (2020年1月9日 23時) (レス) id: fd406e97dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Naaaaam | 作成日時：2020年1月8日 22時
