かまぼこ隊 ページ27
甘「Aちゃん」
暫くして部屋に戻ってきた甘露寺はどこか困ったように眉を下げていた
A「師範?」
甘「あのね、いま客間のほうに三人来ているの」
A「知り合いですか?」
甘「Aちゃんはまだ会ったことないと思うわ。一人は冨岡さんの弟弟子で竈門炭治郎くんっていう子なんだけど…」
竈門炭治郎という名前に反応し、Aの隣に座る冨岡の肩が僅かに動いた
A「たしか鬼を連れた…」
甘「他の二人は炭治郎くんのお友達なんだけど、この三人の預かり先が蝶屋敷になっているの」
A「………蝶、屋敷…しのぶに言われて来たのかな?」
甘「勝手に来たって言ってるけど、多分そう。謹慎中の身に何を考えているのかしら!……って、とりあえずその三人がAちゃんに会うまで帰らないって言ってて…」
冨「…俺が行こう「あ、待ってください」
腰を浮かした冨岡を止め、Aは甘露寺に顔を向けた
A「その子たちなら、しのぶが豹変した何かの手がかりを知っているかもしれないですし、もしかしたら本当にお見舞いに来てくれただけかもしれないので通してあげてください」
甘「…いいの?」
A「はい、お願いします」
甘「分かったわ。ちょっと待ってて」
***
「初めまして、竈門炭治郎です」
「我妻善逸です。こっちが嘴平伊之助です」
A「初めまして、天堂Aです。来てくれてありがとう」
炭「いえ、突然の来訪お許しください。ずっと意識がなかったと聞いていたので、目が覚めて良かったです」
A「ありがとう。目が覚めたのは数刻前だけど…それで、何のご用かな?面識もない私のお見舞いってわけじゃないよね?そこの嘴平くん、気配からして睨んできてるような…」
Aは苦笑しながら胡座をかいて座る伊之助を見つめた
善「す、すみません!コイツ誰にでもこんな感じで…!!」
A「別に怒ってるわけじゃないから大丈夫だよ」
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お嬢 - パスワードを教えていただくことはできますか? (6月7日 20時) (レス) id: 976ebbb59a (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも(プロフ) - パスワードを教えていただくことは出来ますか? (5月16日 3時) (レス) @page3 id: a873a924af (このIDを非表示/違反報告)
さとり - この小説の続きが見たいのですがパスワードが分からんです、、教えてもらえますか? (2023年4月3日 18時) (レス) @page1 id: a3f9ea454b (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 抹茶もちさん» 久しぶりの更新見たよ🐶😺は元気(´・ω・`)?♥️ (2023年2月13日 15時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶もち(プロフ) - なななななさん» リクエストにお応えして、コナンの悪女主…『ライアーラブ』を作りました!是非お目通しお願いします(*^^*) (2021年5月12日 0時) (レス) id: 4481fd6e11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:抹茶もち | 作成日時:2020年8月17日 22時