27,『いや良くねェだろォ!?』(イッスン) ページ29
〜イッスンside〜
スサノオっつうおっさんのところに来てから数分。
アマ公がどんなに頭突きをしても起きなかった。
ア)全然起きねェな、おっさん。
イ)…これでも起きねェとは大した奴だァ。しばらく放っておいて他を回ろうぜ。
ア)そうだな。
鬼)それに神木村以外の場所が大丈夫かも確認しなければなりませんしね。
ア)そうと決まれば行くか!
…ここまではまだ良かった。
だが─
ア)……、なぁイッスン、鬼灯。百年過ぎたせいか私の目おかしくなったかな?
それとも道を間違えたかな?
出口だった道が大きい岩で塞がれてるように見える。
鬼)問題ないですよ。
道は合ってますし、目はおかしくなってません。
ア)良かった(ホッ
イ)いや良くねェだろォ!?
てか大体こんなデカい岩一体誰が置いたんだァ?
村の外に出る道が塞がっちまってらァ…。
鬼)これではアマテラスさんが通れそうな隙間すら無さそうですね。
イ)今村から出るのも安全かどうかは分からないけどなァ。
ア)……ねぇねぇ、隣で男の人がブツブツ言いながら岩動かそうとしてる(ボソッ
鬼)取り敢えずそっとしておきましょう(ボソッ
行)うんとこしょ…どっこいしょ!
おかしいなあ。岩を動かしたいのに肩がズッシリ重くて思うように力が入らないよ…。
…何かヘンな物に疲れたのかなぁ?
ア)…!?危ない!!
アマ公はそう叫ぶと鬼灯をドンッと押し、何かをよけた。
いつの間にかオイラと鬼灯は外、アマ公は妖壁の内側。
そしてそこに現れたのは緑天邪鬼を従えた〈赤天邪鬼〉だった。
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作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時