彼女になって28秒 ページ30
ころんside
最近Aがおかしい
おはようと言ってもぎこちない笑顔でおはようと返すだけだし、学校でも目が合うと逸らされてしまう
こ「僕なんかしたかなぁ、、、」
Aがそんな様子ではさすがの僕も話しかけられなくなってしまう
り「こーろーちゃん!!!」
落ち込んでいると莉犬くんが話しかけてくる
こ「莉犬くん、、」
り「んえ?どしたのころちゃん、元気ないね」
お見通しってやつですか
こ「それがさぁ、、、」
______
り「ええええ?Aが?」
こ「うん、最近変なんだよね
避けられる覚えもないし何かした覚えもないんだけどなぁ、、」
り「うーん、、、なんでだろうねぇ
それにしてもさぁころちゃん」
神妙な顔つきで話しかけてくる莉犬くん
こ「なに?」
り「ころちゃんさぁ、Aのこと好きでしょ」
こ「は、、、」
り「分からないと思ってた?
バレバレだよころちゃん」
いたずらっぽく笑う莉犬くん
こ「、、僕、そんなわかりやすい?」
り「わりとね
Aは気づいてなかったぽいけど!」
過去形なのが引っかかる
こ「今は、、気づいてるってこと?」
り「その可能性も無くはないよってこと
Aのことだからさとみくんと付き合ってるのに、自分を好きでいるころちゃんにこれ以上関わったら、ころちゃんが辛くなっちゃうかもー、とか思ったんじゃない?」
そういうことか
こ「はぁ〜〜〜、、、」
その場に座り込む
り「大変だねぇ」
他人事のように笑う莉犬くん
こ「莉犬くんだって好きだったくせに、」
り「俺はもう割り切ってるからね
Aが幸せならそれでいいやって」
そう言う莉犬くんの表情には少し憂いがあって
割り切れてないじゃん、なんて思う
こ「つくづく馬鹿だねぇ、僕ら」
り「だねぇ」
まぁでも、今のままじゃいられないわけで
Aに突撃したいと思います
_______
夢主side
こ「A!」
急に話しかけられてびっくりする
それは私の避けている相手
『ころちゃん、、』
『ど、どうしたの、?』
そう聞くところちゃんは口を開いた
こ「僕、Aのことが好き」
そう言ったころちゃんの顔はいつになく真剣で
思わず目を逸らせなくなってしまう
こ「ごめん
Aのこと、困らせてごめん
それでも好きなんだ」
嬉しいけど
なんでこんなに悲しいんだろう
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菜乃花(プロフ) - りぃ@天使様さん» ありがとうございます、、!!お読み頂けてとても幸せです、、!ありがとうございました(;;) (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
菜乃花(プロフ) - ショコラさん» 前作から、、!!ありがとうございます(;;)とてもとても嬉しいです応援して下さりほんとにありがとうございました! (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
菜乃花(プロフ) - 澄葉流さん» ありがとうございます(;;)そうなんですいい人にしたかったんです、、笑お読みいただきありがとうございました! (2019年10月29日 1時) (レス) id: c5981057ef (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@天使様(プロフ) - 完結おめでとう (2019年10月20日 23時) (レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!!前作から読んでましたー!ホントに面白くて、、、尊敬しますっ(_ _*)ペコッ (2019年10月20日 22時) (レス) id: 78152f934d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜乃花 | 作成日時:2019年8月10日 18時