【文スト】Stray Love

太宰 治(3) ページ7

Aside

私は太宰さんが苦手
なぜならあの人といると
心臓が変な動きをするから

太「それでね この間は…」

太宰さんの話が全く耳に入らない
と言うかこの人は私と居て楽しいのか？

太「Aくん？聞いていたかい？」

『えっ すみません聞いてませんでした』

太「まぁいいけど〜
そういえばAくんは好きな人はいないのかい？」

『えぇ？！ 好きな人ですか？』

何を言いだすんだこの人は…

太「Aくんも年頃の女性だからねぇいないのかなーと」

『いません』

太「えぇ〜いないのかい？」

『はい 誰がなんと言おうといません』

太「私じゃダメかい？」

『は？ 冗談でしょう？』

太「いやダメならいいんだ」

『えっ…とダメじゃなくもない？です』

太「それはどっちなのだ？」

『えと よくわからないので保留にしてください』

太「そうか！ならまだありなのだな！」

やっぱり…太宰さんは苦手です…

＜終＞

同僚:国木田独歩<中木寸>→←太宰 治(2)

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