【文スト】Stray Love

谷崎潤一郎(3) ページ37

谷崎side

もうバカだなぁAは

谷「嫉妬…ね」

『もういっそのこと笑って…』

谷「ボクだって嫉妬くらいするし…」

『潤一郎くんも？』

谷「もちろん 本当だったら…閉じ込めておきたいくらい」

『それは危ないね』

ボクは…Aが好きで好きでたまらないんだ

谷「ねぇA」

『はい』

谷「Aが離れたいとか言い出してもボクは絶対に離さないから」

『望むところだよ』

谷「あなたはボクのです」

『じゃあ潤一郎くんは私のだね』

谷「ボクは頼りないかもしれないけれど…絶対に守るから」

『うん…頼りにしてる』

谷「悩みは解決した？」

『うん！』

谷「じゃあそろそろ帰りましょう」

『そうだね』

・・・

そうだ 明日の予定聞いてなかった…
まだ起きてるかな…

プルルルル

『もしもし…』

谷「谷崎です」

『あ…潤一郎くん どうしたの…？』

谷「明日の予定聞きたくて」

『あれ 言ってなかったっけ…えっと________だよ』

谷「ありがとう」

すごく眠そうな声 可愛いな

『なに考えてるの？ 間があるけど…』

谷「あなたのこと考えてたって言ったらどうする？」

『っ…？！ もう…恥ずかしいこと言わないでよ』

谷「眠いんでしょう？」

『うん…眠い』

谷「おやすみなさい」

『おやすみ…』

はぁ…ボクAのこと本当に大好きだなぁ…

手袋:中原中也<中木寸>→←谷崎潤一郎(2)

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