【文スト】Stray Love

膝枕:江戸川乱歩<中木寸> ページ32

先にお断りしておきます！
今回、キャラ崩壊してしまいました。

どんな乱歩さんでも受け入れれるっ♪
って方は、どうぞ...ごめんなさい！

•••

Aside


朝、目覚ましの音で目を覚ました。
まだ、起きたくない.....けど、起きなきゃ.....
葛藤しつつ、じゃああと5分は布団に入って
目を瞑る事を許そう！と決めた。

しかし、それも長くは続かなかった。
私の体内時計によればまだ1分も経ってない。
そのとき....

Prrrr....Prrrr.......

私は跳ね起きた。と、同時に叫んだ。

『もぉー！誰なのこんな時間に！！寝かせてよ！』

ピッ

『....もしもし？』

乱「雨」

『はい？...どなたでしょうか』

乱「僕！声で分かるでしょ！」

"あぁ、乱歩さんですか"
....そう言いたかったのに、大きな欠伸が邪魔をした。

『あぁ....あんほふぁんえすふか.....』

乱「.....。....ねぇ、雨降ってる」

『....それがどうしたんですか？』

乱「え、真逆...忘れたとか言わないよね？」

忘れたって、なにを....

『 . . . . . ！あっ！』

乱「こんな大事な日を忘れるだなんて。
......雨だから今日は部屋にしよう。
1時間以内に僕の部屋にきて。以上」

ピッ

いっ......1時間以内？！
そんな無茶な！

...とは思ったけど、仕方がない。
何てったって、今日はデートの日だったんだもん。
ただし、雨だと絶対出掛けたがらない。

それで、私が呼び出された訳だ。

…

ピーンポーン...ピーンポーン.....

ガチャ

乱「.........遅い」

『いや.....ちゃんと1時間以内....』

乱「もう1日は待ったね」

『.....ごめんなさぁい』

あーもう！
何で私が謝らなきゃだめなの！
まぁ......いつものことか。

乱「どうぞ上がって」

『お邪魔します...』

江戸川乱歩(2)→←国木田独歩(3)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す