【文スト】Stray Love5

芥川龍之介(3) ページ6

芥川side

本当に...散々な目に遭った。

『ほんと、大丈夫？
苦手なら言ってくれたら良かったのに』

芥｢...ずっと、行かないって言っていた｣

『そうだけど...じゃあ何で連れてってくれたの？』

芥｢...今日はホワイトデーって日だから｣

『えっ、それで？！』

芥｢そうだ。
....逆に迷惑かけてしまったな。すまぬ｣

『全然迷惑じゃない！
...嬉しかったよ、いろんなこと知れて』

芥｢なら...それをプレゼントってことに
しておいてくれ.....｣

あぁ、我ながら恥ずかしい...

まともに顔向けできなくて...
少し俯きがちにいたら

...軽くリップ音が聞こえた。


驚きのあまり静止していたら
流石にAも恥ずかしくなったのか

『今のは！...私じゃなくて....犬が.....///』

なんて言い出して口ごもったもんだから

芥｢あぁ、犬が...。
不思議と...この犬だけは平気みたいだ...//｣


＜終＞

･･･


どうしよう
夢主さんが犬になってしまった。爆笑
(そうなれば話も変わってきてしまう....)
悪気はなかったんです。

芥川のこのぶっ壊れ様も
一切悪気はなかったんです。

正当なキャラ崩壊と書いたけど
悪質なキャラ崩壊になってしまった...。
これも悪気はないんです！(しつこい)

ダメだな。ごめんなさい！！



＊↓お詫びと言っちゃあなんですが


〜帰り道〜

可愛い一面も見れて
すっごいドキドキしてる。

『龍くん』

芥｢...その呼び名やめないか？｣

『えー、可愛いのに...』

芥｢か、かわっ？！//
僕(やつがれ)は...｣

いつも細い目がさらにきつくなった。
と、ほぼ同時

ぐっと顔が近づいて、唇が触れた。

そして...
額を引っ付けたまま

芥｢男だ｣

掠れた声で言われて
思わず赤面してしまった私がいた。

誘い:中島敦<沙奈>→←芥川龍之介(2)

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