谷崎潤一郎(2) ページ41
Aside
『もしもし?』
谷「ねぇ、ボク何が本当で
何が嘘なのか分からないンだけど
女の子に告白された
っていうのは嘘なンだよね?」
『それは嘘』
谷「それのどこが嘘?
女じゃなくて男?
それとも誰にも告白されてない?」
なんか...
声が焦ってる感じ...
『ちょっと落ち着こうか笑
告白されたことなんて一度もないよ、潤以外』
谷「そ...れは恥ずかしいから言わないで///
っで、あと!!...えーと、その...//」
何やら口ごもる潤。
ひょっとして...
『っ...何よ黙りこくっちゃって
...だっ..いすきなのは、本当だからね?』
谷「っ〜!//
もう..A、今から会えない?」
『今から?!..今お風呂でてきたとこなんだけど』
谷「じゃあ今から家行っていい?」
『い...良いけど...
なんでそんな急に?』
谷「放ってたら勝手に遠くに
行っちゃいそうだから...」
胸がトクンと鳴った。
『行かないよ...ずっと潤の横にいる』
電話の向こうがやけにあわただしい。
『走ってるの?』
谷「走ってる。...はやく会いたい」
『すぐ近くにいるのにね』
電話をおいて家の外に出ると、
こっちに速いスピードで向かって来る人影が見えた。
谷「A!」
私に追いつくや否や、
私は潤の腕に閉じ込められた。
谷「はぁっ...嘘じゃなくて
...好きだよ、ボク以外のとこには行かないで」
『行かないよ!嘘じゃない。
だって私...潤の彼女でしょ?』
谷「エイプリルフールは嫌いだよ
だって...嘘か本当か分からないンだし」
『嘘はあれ1回きり。安心して』
谷「その言葉も嘘かも」
そう言う潤と目があって、
お互い小さくふきだした。
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中木寸(プロフ) - テテボムスさん» はわわ...!!ありがとうございます(コメいただくと舞い上がるタイプの私...笑) これからもよろしくお願いします♪ (2017年3月17日 22時) (レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
テテボムス(プロフ) - 5弾まで来ましたね!!すごいです!私この作品大好きなので私まで嬉しいですよ!!これからも応援してます!頑張って下さいね!! (2017年3月17日 22時) (レス) id: 655034698a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中木寸&沙奈 x他1人 | 作成日時:2017年3月17日 21時