先代封印異変 (ページ4)

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第四話　「来訪者」ページ4

ー夜中ー

霊夢「痛ぁ…」

筋肉痛で中々寝付けない…寝れたとしてもまた起きてしまう

霊夢「…このまま寝れないのも嫌だし…少し外にでも出ましょうか」

そう言って布団から出て外に出ようとした時…

外に気配を感じた

襖を開けて除いてみると…そこには…

霊華と…ルーミアがいた

霊夢「なにしてるのかしら…」

霊華「久しぶりだな。ルーミア」

ルーミア「…」

霊華「ん？どうした？」

ルーミア「お前誰なのだー？」

霊華「…そうだったな。まだ思い出してなかったな」

ルーミア「？」

霊華「いや、こっちの話だ。１つ聞いてもいいか？」

ルーミア「何なのだー？」

霊華「その頭についてるリボン…取らないのか？」

ルーミア「んー。取らないのだ」

霊華「そのリボン触れるか？」

ルーミア「触れるのだー」

そう言ってルーミアはリボンに触れた

…あのリボン。ルーミアが触れた所一度も見たことなかったわね…

霊華の方を見てみると…少し目を細めていた

ルーミア「どうしたのだ？」

霊華「…いや。何でも無い。それで？なんでここに来たんだ？」

ルーミア「…覚えてないのだ」

霊華「特に理由はないのか…」

ルーミア「少し懐かしいような気がする…気の所為…」

霊華「！。もう夜中だ。そろそろ帰れ」

ルーミア「妖怪は夜が動く頃なのだ…まぁ…帰るのだー」

霊華「じゃぁな」

…やっぱりルーミアなのね

前からあのリボンが私達のつけてるリボンに似てると思ってたのだけれど…

霊華「そこでなにしてるんだ？」

霊夢「げっ…」

霊華「げっとはなんだげっとは」

霊夢「修行が厳しくて筋肉痛で寝れないのよ」

霊華「本当にたるんでるな…」

霊夢「うるさいわよ」

…霊華がいつ死んだか…覚えてないのよね

いつの間にか紫に変わってたというか…

霊華「どうした？」

霊夢「なんでもないわ。さっさと寝ましょ」

霊華「んーそうだな」