嫉妬させてみた【リクエスト】3 ページ10
『ただいま』
「…」
家に帰ると部屋の電気がすべて消えていて私の言葉に返事がない。辺りはしんと静まっていて物音ひとつすらしない
でも確かに天月の靴がある
ゆっくりゆっくりと部屋の中を探し回る
そして寝室に入った時だった
誰かに引っ張られた腕
ぐるっと反転した視界
背中に当たるフワッと体を包み込む感覚
「随分と楽しそうだったね」
ゾクッと背筋に悪寒が走る程の冷たくて恐ろしい位の低い声
電気もつけていないこの部屋はいつも見慣れているはずなのに不気味な程に薄暗くて寒気がする
『ちょっ、何』
「静かにしろよ」
『っ、』
真っ暗な部屋で天月がどんな表情をしてこんなことを言っているのかはわからない。
だけど確実にわかること、めちゃくちゃ怒ってる
慌てて私の上に跨る天月を退けようと必死に胸元をトントンと叩く
だけど私の力では男に負けるのは目に見えていて、必死の抵抗も手を絡め取られて何も出来なくなってしまった
「ねえ、まふ君と何してたの」
『何もしてない！』
「そうなんだ。でもそんなの関係ねぇよなぁ？
こんなもの付けて…」
そう言うと私の顔に添えていた手の親指で唇を拭う。ゆっくりとリップグロスだけを消すように
ほら、悪い子にはお仕置きしなきゃね？
そう耳元で這うように囁く天月の低い声が頭の中に響きわたる
ニヤリと口角を上げるその顔はまるで獲物を見つけた猛獣の様な鋭い目付きをしていた。
「ほら、始めるよ…？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
にゅまです！
リクエストありがとうございました！
期待通りになったかわからないですが、こんな感じでリクエスト頂ければお話を進めます！
自分にはネタが無いので(笑)
常時お待ちしてます！
女の子サイドで天月さんに○○してみた。など
こんな感じでコメントに書いてくれればありがたいです！
P.S. 題名と説明文の方を返させていただきました！
シリーズを作ろうと思うので…
甘えてみた【リクエスト】1→←嫉妬させてみた【リクエスト】2
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ツクイ(プロフ) - にゅまさん» ヾﾉ≧∀≦)oｲｴｲｴ! やってみて下さい(*’ω’*) (2018年7月6日 18時) (
レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - ツクイさん» ツクイさん！2度目ありがとうございます！！家出ドッキリ！やってみたいと思います！ (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - アップルパイさん» アップルパイさん、リクエストありがとうございます！！読み返して貰えるの嬉しいです(照)大丈夫です！！夢主ちゃんの甘え欲しいですよね (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
ツクイ(プロフ) - リクエストもう1回失礼します！夢主ちゃんが家出するドッキリお願いします！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 何回も読み返してしまうほど好きです！ リクエストなんですけど、夢主ちゃんが天月さんに珍しく自分から甘える、って感じの出来ますかね…? (2018年7月5日 22時) (レス) id: 46a98dfeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅま | 作成日時：2018年5月16日 8時
