嫉妬させてみた 3 ページ4
『ん、飲み物買ってたんだ』
「え、わいにもある？」
『どれがいい？』
とコンビニ袋の中から飲み物をとって机の上に並べると、どれでもいいよー、と言った割にはすぐに選んで持っていく96ちゃん。流石だな。
じゃ、俺も飲も。
飲み慣れたコーラに手を伸ばして蓋をくるくると開けると、シュワシュワと炭酸が弾ける音が鳴る。
それを1口飲めば爽快感が喉を通る。
これこれ、俺が求めてたのこれだよ
なんて心の中で1人喋っていると隣から「あ！わいもコーラ飲みたい！コーラ選べばよかった」と、何故か悔しがる声を出す96ちゃん
まあ、そんなに飲みたいなら。と、差し出すと子供みたいに嬉しそうにはしゃぐ。
「ん、んま！」
『うわっ！ちょ！こぼれてるから！』
「え、ティッシュ！」
96ちゃんの口が緩い癖はどうにかならんのか。
飲んだコーラが、口の端からたれて下に落ちそうになっている。
近くにあったティッシュを二、三枚引き抜いて96ちゃんの口を拭う。
ちょっと待て、これはいい感じにイチャコラ出来ているのでは…？
そんな考えが頭をよぎる。
と、なるとAの反応が気になる
口を拭いたティッシュを捨てるついでにAの顔をちらりと見ると、何処か不貞腐れているような、御機嫌斜めのような顔をして頬杖をついていた
これは成功か…？
でももうちょっと確信的な反応が欲しい
から、少しもう少し弄ってみよう
『96ちゃん続きやろー』
「おっけーおっけー！」
そう言って俺たちはゲームを始めた。
最初の時よりももっと親しげな感じで
「よっしゃー！！」
『いえーい！』
「やっと勝てた〜！」
『まじで最後は96ちゃんのおかげだわ』
「やろやろ？！つっきーも分かってきたねー！」
ゲームを始めて、やっと勝った時の嬉しさが半端ないのみんな知ってるよね
その流れで、96ちゃんとハイタッチしたり歓喜のあまり喜びすぎて抱き合ったり、さっきまでのわざとらしい振る舞いは自然な動きになって
そこから５時間くらい経った時、「もう帰るわー」と言ってそそくさと家を出ていってしまった96ちゃん。
帰り際に、結果報告宜しくねってうきうき顔で耳元で囁いて行った
2人で96ちゃんを見送ると真っ先にリビングに向かったAを、追いかけるようにして俺もリビングに入った
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ツクイ(プロフ) - にゅまさん» ヾﾉ≧∀≦)oｲｴｲｴ! やってみて下さい(*’ω’*) (2018年7月6日 18時) (
レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - ツクイさん» ツクイさん！2度目ありがとうございます！！家出ドッキリ！やってみたいと思います！ (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - アップルパイさん» アップルパイさん、リクエストありがとうございます！！読み返して貰えるの嬉しいです(照)大丈夫です！！夢主ちゃんの甘え欲しいですよね (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
ツクイ(プロフ) - リクエストもう1回失礼します！夢主ちゃんが家出するドッキリお願いします！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 何回も読み返してしまうほど好きです！ リクエストなんですけど、夢主ちゃんが天月さんに珍しく自分から甘える、って感じの出来ますかね…? (2018年7月5日 22時) (レス) id: 46a98dfeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅま | 作成日時：2018年5月16日 8時
