家出ドッキリしてみた【リクエスト】1 ページ13
ただの出来心だったんです。
だけどまさかあんなことになるとは…。
いつもと同じような生活を過ごしていた時、たまたま見ていた小説の中に【家出】という普通なら考えないワードが出てきて、ふと面白そうと思ってしまったのが事実。
それと同時に、天月の焦っている顔が想像出来てしまって、思わずにやりと口の端が上がる
いや、家出する気なんてさらさらない。
無いんだけど見てみたい……という事は…？
『ごめんなさいっと。』
これでよしっとペンのキャップをとじてことっと机の上に置くと、今さっき書いたばかりの紙に誤字がないか再確認をする
少し疲れたので、暫く家を空けます。ごめんなさい。
たったこれだけの文章なのが自分らしい。
というか疲れたわけじゃない。ただ本音を言うなら少しだけさみしいだけだ
天月は私と違って歌い手として成功を収めているからライブやら会議やらで家を空けることが多い。だから嫌でも家の中にぽつんと1人だけという環境が出来上がってしまうのだ
「ただいま〜」
『おかえり』
ガチャっと音を立てて開いた玄関の扉と、天月のゆるゆるとした声にビクリと肩が上下する。それと同時に急いで紙をすぐ隣にあった棚の中へとしまう
「何してんの？」
『んー、しおり探してる』
…何してんの？って事は今私が隠したものを見ていない。という事は、今本読んでいるからそれに関するものを探しているといえば…そうだ。しおりだ。
こんな考えをして口に出した間、ものの0.4秒
それを上手く誤魔化せたのか「ちょっと待ってて」と言って寝室に入っていった
何しに行ったの？なんて考えたのも束の間、パタンと木材でできた扉を閉めると、はいっと私に渡したのは猫のモチーフの可愛らしいしおりだった
『ありがと…』
「ん、じゃあちょっと先に寝てる」
『分かった』
相当疲れているのかとろんと眠たそうな目を擦りながら1人寝室に向かっていった。これは最近日課になりつつある。疲れているから眠気が来るのなんて当たり前だし、私が寂しいからって我儘を言うのは間違っていることくらいわかっている。
だけど少しだけ。
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ツクイ(プロフ) - にゅまさん» ヾﾉ≧∀≦)oｲｴｲｴ! やってみて下さい(*’ω’*) (2018年7月6日 18時) (
レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - ツクイさん» ツクイさん！2度目ありがとうございます！！家出ドッキリ！やってみたいと思います！ (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
にゅま(プロフ) - アップルパイさん» アップルパイさん、リクエストありがとうございます！！読み返して貰えるの嬉しいです(照)大丈夫です！！夢主ちゃんの甘え欲しいですよね (2018年7月6日 18時) (レス) id: e208efc8b5 (このIDを非表示/違反報告)
ツクイ(プロフ) - リクエストもう1回失礼します！夢主ちゃんが家出するドッキリお願いします！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 9d304eeb69 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 何回も読み返してしまうほど好きです！ リクエストなんですけど、夢主ちゃんが天月さんに珍しく自分から甘える、って感じの出来ますかね…? (2018年7月5日 22時) (レス) id: 46a98dfeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゅま | 作成日時：2018年5月16日 8時
