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入院生活 13 ページ14

また今日も、「おはよー!」と元気な声と共にガラッと音を立てて扉が開く音が聞こえる



振り向けばにっこりと目尻を下げながら笑うAに、僕もおはようと返す




君がここの病院に来てしばらく時間が経った。

僕の隣の病室に来たことをこの間お互い初めて気づいて、その日から僕達はお互いの部屋によく行き来するようになって

Aは僕を真冬。僕は君をAと、呼び捨てするまでの仲になった




「なーにしてるの!」




そう言って僕のベッドに腰掛けて、僕の手元にあるノートを覗くと、ふわっと僕の鼻腔を擽るようなAの香りに心臓がぎゅっと高鳴った気がした。



『歌詞、書いてる』

「また!?凄いよねほんとに。
私にはこんなに言葉の引き出しないもん。」

『そうかな?僕はAが書いた絵が1番好きだけどな…』



なんて僕の口から無意識に言葉が出た時
Aは、下を向いた



『どうしたの』



もしかして具合悪い?そう思ってAの顔を少し覗き込む。

真っ黒な綺麗な髪の隙間からちらっと見えた顔はほんのり色づいて見えた。それは窓から差し込む夕焼けの光のせいなのか…



僕にはまだわかりそうにない

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Cocoa@そらまふらー/crew - 感動しました…涙が止まらない(;∀;) 文才分けてください(( これからも頑張って下さい! (2018年8月14日 21時) (レス) id: 13604fc398 (このIDを非表示/違反報告)
どこかの誰か - 普通に感動してボロ泣きでした(;Д;)こういう話には弱いもんで…。にゅまさんの才能を感じました!これからも色々読んでいきたいです(´ω`) (2018年8月10日 15時) (レス) id: d235b15c87 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - この話は切なくて泣けてしまいました。涙ってこんな簡単に出るのかな?って思いました。 (2018年6月9日 22時) (レス) id: a3a1fc3f89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 切ないけど、幸せな話で感動しました。 (2018年6月9日 15時) (レス) id: e6be9093a8 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - ヤバいです。泣きました。私こんなに涙腺緩かったっけ? (2018年6月2日 20時) (レス) id: 46f91ead37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゅま | 作成日時:2018年5月4日 4時

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