標的66 桜クラ病克服 ページ45
「やっぱり強い！流石ヒバリさん‼」
骸と互角だなんて・・・！
「こいつ等を侮るなよ骸、お前が思っているよりずっと伸び盛りだぞ」
「成る程そのようですね、彼が怪我をしていなければ、勝負はわからなかったかもしれない」
骸がそう言った瞬間、ヒバリさんの右肩から大量の血が出た。体を無理に動かして傷が開いたんだ！
「時間の無駄です。手っ取り早くすませましょう」
骸の目は“四”から“一”に変わった。すると部屋いっぱいに満開に咲く桜が現れた。
「さ・・・桜⁉まさかヒバリさんのサクラクラ病を利用して・・・！」
「クフフ、さあまた、ひざまづいてもらいましょう」
ヒバリさんは足元をフラつかせながら骸に歩んでいった。
「そんな！ヒバリさん！」
危ない‼
ヒバリさんは前へと倒れそうになった瞬間
バキッ‼
トンファーで思いっきり骸の腹を殴った。骸の口からは血が垂れた。
「おや？」
「へへ・・・甘かったな。シャマルからこいつを預かって来たのさ」
獄寺君が取り出したものは処方箋で名前には《雲雀恭弥》と書かれていた。
「サクラクラ病の処方箋だ」
「それじゃあ‼」
ヒバリさんは両腕のトンファーで思いっきり骸の顎を殴り飛ばした。骸は血を吐き出しながら倒れた。すると桜は一瞬で全て消えた。
「桜は幻覚だったんだ！っていうか・・・これって・・・」
「チッ、おいしいとこ全部持っていきやがって」
「遂にやったな」
「・・・！」
ヒバリさんが骸を倒した・・・そうか。
そう思うと肩の力がドッと抜けた。
「お・・・終わったんだ・・・これで家に帰れるんだ‼」
「しかしお前、見事に骸戦役に立たなかったな」
「ほっとけよ‼」
は‼そういえばヒバリさん、物凄く重傷だったから大丈夫じゃないよな・・・？
「ひ・・・ヒバリさん大丈夫ですか・・・⁉」
ずっと立ち尽くしているヒバリさんに声を掛けたらヒバリさんは返事もせず前に倒れてしまった。
「‼大丈夫ですかヒバリさん！」
「こいつ途中から無意識に戦っていたぞ、余程一度負けたのが悔しかったのとAが傷ついていることにキレてたんだな」
「ヒバリさんすげー・・・」
そこまでして骸を倒したかったんだ・・・。ていうか、ヒバリさんやっぱりAさんの事・・・。
そんなことを考えていたが今はこの戦いが終わったことを喜ぼう。
だがそのあととんでも無い事が起きる事を俺達はまだ知らなかった。
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革ベルト
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☆にゃんロック☆(プロフ) - 応援ありがとうございます！これからも頑張って更新して行こうと思います！ (2018年5月6日 12時) (
レス) id: c4cf9f69dc (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あと今後他の作品を作る予定があったら雲雀か骸の姉か妹か娘か幼なじみがトリップか転生かコラボした刀剣乱舞かKかワンピースかフェアリーテイルかワールドトリガーの作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも体調に気をつけて更新頑張ってくださいね (2018年5月5日 22時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く凄く大好きで気に入った作品で最初から読んでます雲雀が大好きで今後の主人公と雲雀の関係が気になりますしできれば雲雀オチの両思いになて欲しいですあとヴァリアー編はツナ側で雲雀とディーノの修行に混ざる話が読んで見たいです虹の代理戦争まで書いて欲しいです (2018年5月5日 22時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
☆にゃんロック☆(プロフ) - ヴァリアー編で書けると思います。 (2018年2月28日 15時) (レス) id: 6ab6ca145e (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 初めから読ませてもらってます！本丸にザンザスがクルみたいな話はできませんか？ (2018年2月27日 11時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆にゃんロック☆ | 作成日時：2018年2月7日 0時
