標的29 黒崎、飼育委員長になる！ ページ47
雲雀「やあ、黒崎A」
雲雀は窓辺に座って羽織っている学ランがはためいていた
『私に何の用ですか？』
雲雀「ムッ、敬語やめなよ、一昨日みたいに話しなよ」
『はぁ・・・それで、私に用があって呼んだんだろ？』
雲雀は窓辺から降りてゆっくりとこちらに歩いて来た
雲雀「あの資料を全部読んだんだ・・・君、なかなか上手にまとめているじゃないか」
『褒める為だけに呼んだのか？』
雲雀「いいや、昨日の奴、飼育委員長を辞めさせたたんだ・・・それにそいつから聞くと他の飼育委員も皆んなまともに世話していなかったから全員咬み殺してから辞めさせたんだ。そして今飼育委員会は誰も居ないから小動物達の世話が出来ない」
雲雀は書類を持ってこう言った
雲雀「だから君にやって貰う事にしたよ」
『は？・・・』
雲雀「君、動物の扱い上手いみたいにだから、君が飼育委員長になって貰うよ。でも、誰一人入るのは許さないよ。君だけの委員会だからね、それだけは覚えておいて」
『私が・・・飼育委員長に・・・？』
雲雀「そう、後僕の手伝いとかやって貰うから」
何故私が？しかももう入る前提で説明されている・・・
『おい、何故誰一人飼育委員会に入れたらダメなんだ？』
雲雀「ただでさえ委員会達は群れているのに、更に増えたら嫌だから」
群れるから・・・たったそれだけなのか？
私は頭に手を当て溜息をついた
『本気か・・・？』
雲雀「さっきからそう言ってるでしょ、ほら、これ君の腕章だから」
飼育と書かれた腕章を渡された
雲雀「基本的に一日中僕の仕事の手伝いをして、小動物達の世話をしてね」
『‼授業は、勉強とかはどうするんだ。受けない訳にはいかないだろう』
雲雀「僕の手伝いするんだし、誰も文句言わないから平気だよ。それに勉強なら僕が教えてあげるよ」
はぁ・・・何て身勝手なんだ、どれだけ私を飼育委員長にさせたいのか。まあ最初から兎達の世話をする気だったからな・・・
『もし断っても、お前は絶対させるだろう？』
雲雀「当たり前でしょ」
『はぁ・・・一人は流石に無理があるから飼育の際私の知り合いを二、三人連れて手伝って貰う。それでいいなら飼育委員長になろう』
雲雀「ふーん・・・まあいいよ」
よかった、そうでなければ山姥切達と行動しづらいからな
安心した私は受け取った腕章を左腕に付けた。すると雲雀は何か思い出したのかドサっと机の上に段ボール箱を置いた
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☆にゃんロック☆(プロフ) - ありがとうございます！更新がマメなので（笑）頑張ります！ (2017年12月24日 19時) (
レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 初めから読みました！更新楽しみに待っています！ (2017年12月24日 17時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
☆にゃんロック☆(プロフ) - わわ！嬉しいです！コメントありがとうございます！ (2017年12月20日 6時) (レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
バルス - 更新楽しみにしています。これからも更新頑張ってください。 (2017年12月19日 18時) (レス) id: b23ba81042 (このIDを非表示/違反報告)
☆にゃんロック☆(プロフ) - コメントどうもありがとうございます！これからも更新頑張っていきます！ (2017年12月10日 22時) (レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆にゃんロック☆ | 作成日時：2017年11月20日 7時
