標的1 黒い少女と金色の犬 ページ1
コツンッコツンッ
夜、並盛町はみんな静かに寝静まっている中、靴の音が響いている。
そこには一人の少女と一匹の犬が歩いていた。
しばらくすると、ある学校の前に立ち止まり。
『・・・ここが並盛中学校か・・・』
「・・・今回も何もなければいいがな」
気づいているだろか、少女しかいないはずなのにもう一人の男性の声が聴こえる。しかし、
『あんまりその姿で喋らないでよ』
「どうせ人の子なんかに聴こえやしない』
そう、周りに人がいないから聴こえると思われるが、実はこの犬の声は少女にしか聴こえないのだ。
『お前は問題なくとも、私の声が聴こえているのだから、他人から見てたら犬と会話している不気味な子に思われる』
「・・・ならあんたがこんなとこに行かずに本丸にいたらいいだろ・・・」
『ふふっ、もしかしてこの前の事で心配してくれてるのか？“山姥切”』
少女、黒崎Aは微笑みながら“山姥切国広”の顔を覗いた。
山姥切「な⁉そっそんな訳ないだろ‼」
だが本人は耳まで真っ赤に照れているのでまるっきり隠せていない。
山姥切はAの最初の刀で最初の“部下”である、山姥切は最初、Aに強く当たっていたが、“ある事”がきっかけでAに惚れしている。
が、その事に本人は全く気づいていない。
『大丈夫だ、今回こそ問題無い‼』
と自信を持って言いきるA。
山姥切「そう言っておきながら、前回もあんな酷い事されたろ‼」
『あはは・・・大丈夫だって・・・』
「・・・全く、あんな奴仕事の時みたいに・・・」
山姥切はボソボソつぶやいているのでまるっきりAは聞いていない
『なぁ、山姥切。実はな、これから面白そうな事が起こりそうな気がするんだ』
「あんたの面白いはレベルが違う・・・」
山姥切はまるで、幼い子供のように楽しそうに言っている自分の主を見て先が思いやれる、と感じてたのだった
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☆にゃんロック☆(プロフ) - ありがとうございます！更新がマメなので（笑）頑張ります！ (2017年12月24日 19時) (
レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 初めから読みました！更新楽しみに待っています！ (2017年12月24日 17時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
☆にゃんロック☆(プロフ) - わわ！嬉しいです！コメントありがとうございます！ (2017年12月20日 6時) (レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
バルス - 更新楽しみにしています。これからも更新頑張ってください。 (2017年12月19日 18時) (レス) id: b23ba81042 (このIDを非表示/違反報告)
☆にゃんロック☆(プロフ) - コメントどうもありがとうございます！これからも更新頑張っていきます！ (2017年12月10日 22時) (レス) id: dc2af0ab17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆にゃんロック☆ | 作成日時：2017年11月20日 7時
