Strawberry＿3

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の後、良くも悪くも大毅の体調が変化することはなく、
事務作業を終えた淳太が戻ってきた。



淳「まっすーありがと、昼飯できたみたいやったから2人とも食べといで」

増「はーい」

手「いぇーいお腹空いたぁ」





リビングに入ると既にみんな揃ってた。





照「淳太くんと大毅の分は俺が持ってくから、先食べててええよ」

小「あ、ほんと？じゃあ食べようか！」


「「いただきまーす！」」





なんだろう、



なんかいつもの調子が出ない。






今頭にあるのは、俺がもっと自分のことをみんなに話せば
ここにいる人達はもっと気楽に過ごせるようになるのかな、とか


そういうことだけ。









望「まっす？」

増「んぁ、ん？どうした？」

望「まっすーご飯食べへんの？」

増「いや、食べる食べる！」




挙句、望に気を遣われる始末。









自分のことは必要最低限のこと以外周りに話さないでおこうと決めたのは俺だ。

みんなに同情されたくないし、心配されたくないし、



何より俺自身が自分の弱さを認めた気になって話したくなかった。









小「まっすー、」

増「あ、ん？」

小「食べ終わったらでいいから、職員部屋行こうか」

増「え、」

小「なんか、様子変だよ」






色々思考を巡らせているうちにみんなご飯は食べ終わってて、

いつの間にか隣に小山がいた。






あぁ、こんなに隣にいて安心する小山にも、
隠してることたくさんあるなぁ、

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