七、そこまで聞きますか… ページ9
[沖田side]
銀「女なのに剣術出来んの!?」
貴「?まぁ…多少は…」
神「なるほど、どうりで刀差してるわけネ」
と、チャイナは腰に差している刀を指さす。「あっ、つい癖で差しちゃってた…」と言いたげそうな仕草と表情をした緋村。
慌てて緋村は刀を腰から外した。
…まぁ、当たり前だろィ。
神「…その江戸に…私たちのような人はいるアルか?」
貴「うーん、残念ながらいないの。あ、でも新撰組なら…」
真選組…
沖「俺の事か?」
何かを突き止められたと言っていい様な感じで体をビクッと動かした緋村。
こいつ…なにか隠してるんじゃねェか?
貴「この世界じゃ…そうなりますね…でも人物は全然違いますから。あと、名前もちょっと違いますね」
神「どんな名前アルか?」
貴「局長は3人いたらしいけど、私の時は近藤勇、副長・土方歳三、総長・山南敬介
一番隊組長・沖田総司、二番隊組長・永倉新八、三番隊組長・斎藤一ってくらいしか知らないの」(知ってる方は読み飛ばし可)
銀「総司と総悟、下一文字が違うだけだな。それと、多串君は三と十四郎か…」
なんだこの微妙な名前の違い。
貴「?多串君って誰ですか。」
銀「鬼の副長だ。」
神「なんで駄メガネと二番隊の下の名前が同じアル…?」
貴「ややこしくなるからやめよう、あっ、でも一番隊組長と三番隊組長なら私面識あるよ」
沖「…?」
あるのか…ちょいと気になるねィ。
貴「…戦いだけどね…、斎藤一とならつい最近会った。沖田総司は明治の時点では他界してる」
…もしかして俺もこの江戸って時代が終わったら死ぬんじゃ…
神「もっとその話聞きたいネ!!」
うるせェクソチャイナ。まだ俺が喋ってるだろーが。←口に出してないでしょう。
だが、クソチャイナがそう言った瞬間、緋村の口元が歪んだのは気のせいだろうか
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茅すみ - ゆうみんさん» 楽しみにしておいてくださいね!! (2016年10月22日 13時) (レス) id: ab43083710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - Σ(Д゚;/)/彼女ちゃんのはもともとむこうのせかいのひとかあ次回楽しみです (2016年10月19日 21時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茅すみ x他1人 | 作成日時:2016年8月7日 17時