三、別世界だった… ページ4
「…どうして私を殺さない。」
「こんな歳でよくあれだけの数を殺せたね。そんな君を殺すのは勿体ないと思って。」
「……どうして…」
「…僕は君を殺せない。いや、殺したくないんだ。僕だって好きでこんなことしてる訳じゃないんだ。」
「………」
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貴「あっ…」
葉「…おねーさん、大丈夫?ボーッとしてたけど…」
昔のことを思い出していてボーッとしていたことに気づかなかった。
ハッとする私。
沖田さんの方を見ると、別世界だけあって着てるものも顔立ちも凄く違う。
ちょっとだけホッとした。
沖「見ねェ顔だな、黒蜜さんこいつ誰でィ?」
黒「今日から働く緋村Aちゃんよ」
貴「緋村Aです。よろしくお願いします、沖田さん」
沖「あぁ」
この人、雰囲気からして強そう。
なんて事考えていると黒葉ちゃんが
葉「おねーさん、おにーさんと同じように剣術出来るんだって!!」
貴「ちょ…黒葉ちゃん…」
葉「そういえば、刀どうしたの?」
刀は他の人に見つからないように奥の棚にしまってある。
沖「廃刀令違反じゃねーか」
貴「……」
ゔっ…
葉「でも他の人の刀とはちょっと違うよね〜」
沖「そりゃ見てみてェ」
あまりにも見たいとのみんなの要望で、私は渋々奥まで行って刀を取りに行った。
それを、沖田さんに手渡す。
沖「…おもしれェ刀だ、本当は廃刀令違反で逮捕だが、黒蜜さんにめんじて見逃してやらァ」
…いいのか悪いのか分からない。
沖田さんは団子を食べてから、帰っていった。
.
.
.
少し黒葉ちゃんから沖田さんの事を聞いてみた。少しだけあの人に興味が湧いた。
貴「黒葉ちゃん、沖田さんってどんな人?」
葉「うーん、ちょっとドSかなぁ〜」
貴「…!?」
ドSって…何?
そんな言葉も知らない性格だが、私はさらに前代未聞の人と会うことになる。
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茅すみ - ゆうみんさん» 楽しみにしておいてくださいね!! (2016年10月22日 13時) (レス) id: ab43083710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - Σ(Д゚;/)/彼女ちゃんのはもともとむこうのせかいのひとかあ次回楽しみです (2016年10月19日 21時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茅すみ x他1人 | 作成日時:2016年8月7日 17時