抜刀斎の弟子はトリップ少女【沖田総悟】

十五、喧嘩はよそでやってくれ ページ17

[沖田side]
さっきから馴れ馴れしく緋村に接してると思ったらいきなり俺だ



左「沖田、怪我したくなかったら引くんだな」



沖「俺ァ売られた喧嘩は買いやすから」



左「フンッ…上等じゃねーか。おいA、邪魔すんじゃねーよ」



貴「…喧嘩しないで。沖田さんもです」



…緋村が少しキレてるな…？



左「剣心より強ェーか、それとも弱ェか、楽しみだな」



剣心…？



そんなことはともかく、トリ頭が拳を向けたのでそれをかわす



左「…普通じゃねーな」



俺は刀に触れる



すると緋村の手と重なった



沖「…何でィ。邪魔すんじゃねー」



貴「あんな奴ですけど許して下さい。喧嘩しないで下さい…！！」



さらに緋村は手に力を込める



沖「…フン、仕方ねーな。今回は許しまさァ。だが次は覚えときなせェ」



左「チッ、おもしろくねーな」



貴「…よかった…」



そして緋村はトリ頭の方に駆け寄る



俺はなぜか無性にイライラした



気に入らねェ



気がつけばいつもトリ頭の方だ



沖「…らしくねーや」



これ以上トリ頭と一緒にいたくねェから帰ろう



沖「緋村、これ金だから。じゃあな」



貴「もう帰るんですか？ありがとうございました」



…チャイナの次にめんどくせェ…



[貴方side]
貴「…どうしたんだろう沖田さん…」



左「…なるほど、そういう事か」



貴「？どういう事？」



左「…A…鈍感なのか…」



貴「？？？」



左「さすが大人しい奴は違うねェ」



？？？もしかして私バカにされてる？



なんかもうどうでもいいけど

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