十三、十字傷 ページ15
朝。
一番に来たのは…
沖「…よう」
沖田さんだった
貴「おはようございます。今日は早いんですね」
沖「非番だからな」
だるそうに言う沖田さん
貴「まだ7時ですしね…ふぁ…」
あくびが出てしまったので口元を左手で隠す
沖「…？」
貴「…？どうかしましたか、沖田さん」
すると沖田さんは私の左手を掴む
沖「なんでィ、この十字傷は」
…
黙り込む私
貴「…それは昔できた傷です。気にしないで下さいね」
なんとか言い訳する言葉を見つけた
沖「ヘェ…嘘つかねェでさっさと本当のことを言え」
貴「…！？」
バレてた…
沖「ホラ、早く」
そして沖田さんはニヤリと笑い、
沖「言わねェのなら…(黒笑」
私の手首を手錠で拘束された
貴「…離して下さい」
沖「俺ァドSでィ」
でも…
まだ沖田さんに話す勇気が…
信頼が…
まだない
貴「…話せる時があれば話します。だからお願いです、離して下さい」
真剣な目つきでそう言った
沖「…チッ」
いやちょっと待て、今聞き捨てならない言葉が
貴(チッって何！？チッって！？)
今すぐにでも刀で叩きたいんですけど
Aさん、少しキレ気味ですね…
貴(ダメダメ！我慢我慢！！)
込み上げてくる感情を必死に抑える
その間に沖田さんは手錠を外した
沖「残念だねィ。せっかく調教できると思ったのに(黒笑」
貴「…斬ってもいいですか？」
Aさん、キレちゃいました！！
沖「テメェが俺を斬れんのかィ？」
貴「…なめないで下さいね？」
鋭い目つきで沖田さんを睨む
沖「テメェに睨まれても怖かァねェよ」
貴「…」
貴(今度神楽ちゃんに頼んでしばいて貰おう…)
結局この後は沖田と楽しく話をしていたAであった
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茅すみ - ゆうみんさん» 楽しみにしておいてくださいね！！ (2016年10月22日 13時) (
レス) id: ab43083710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - Σ(Дﾟ;/)/彼女ちゃんのはもともとむこうのせかいのひとかあ次回楽しみです (2016年10月19日 21時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茅すみ x他1人 | 作成日時：2016年8月7日 17時
