抜刀斎の弟子はトリップ少女【沖田総悟】

十二、えっ？マジ？ ページ14

[沖田side]
俺は手加減せず普通に竹刀を振った



これで終わると思っていた



が、



貴「どこを見ているんですか？」



なんと俺の後ろに、普通に立っていた



沖「！？」



土「ホゥ…総悟が後ろを取られるとは…」



目は穏やかだか、口元は笑っていない



貴「次は私です」



と言うと、緋村は俺の上に飛び



バシッ！！



山「…！？いっ、一本あり！！」



あっという間に取られてしまった



貴「ふぅ…少し腕が鈍ってました。ありがとうございました！！沖田さん！！」



あれで鈍ってるのか…？



土方さんも口を開いている



土(何者だ…？)



沖「テメェ…その流儀はなんだ？」



貴「…飛天御剣流といいます」



聞いたことがねェ流儀



貴「…刀を使えばどんなものか分かると思います。今は使いませんけどね」



沖「…そうか」



失礼しました、と言い緋村は帰って行った



沖「飛天御剣流、か…」



あいつは一体何者でィ



土「珍しいな総悟。お前が負けるなんて。しかも相手は女だぞ」



沖「言わねェで下せェ土方さん。あいつはいつか俺が倒しまさァ」



絶対に、だ



[貴方side]
ふぅ…沖田さんまあまあ強かったな…



いい機会だし、また相手して貰おうかな？



…なぜかウキウキしていたのは気のせいだろう

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