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61話 雛 主人公side ページ12

主人公side

小さい頃から変なものを見た

他の人に見えないらしいそれは恐らく

妖怪と呼ばれるものの類

「『ただいま〜』」
塔子「お帰りなさい花佳ちゃん、貴志くん。見て、今日はたい焼き作ってみたのよ」
夏目「うわうまそ・・・」
『そもそも、たい焼きって家でこんな綺麗に作れるものなんだ・・・』
塔子「焼き器をね、頂いたの!今度これでオムレツ焼いてみましょうね」

楽しみだ

たい焼きをもらって部屋に向かった

『貴志〜』

自分の部屋で食べようと思ったけど、帰りに勉強が分からないと行っていたのを思い出し、身寄りがなくタライ回しだったのでと引き取った夏目貴志の元に向かった

夏目貴志も私同様妖を見えるらしく、2人して両親に心配をかけないためにも妖を見えることは秘密だ

夏目「ありがとう」
『勉強の前にたい焼きだな。冷めたらもったいない』
夏目「あぁ」

2人してたい焼きを食べ始めた途端音が聞こえ、畳の間からなにか現れた

貴志はお茶を吹き、私は食べていたたい焼きが変なところに入りむせた

こんな風に、貴志のお祖母さんのレイコさんも私たちみたいに妖を見ていたらしい

多くの妖を子分とさせる契約書の束「友人帳」

遺品(それ)を受けて以来名を返せと妖が貴志の元に訪れたり、狙われたりと・・・私が思ってる以上にてんやわんやな日々を送っているみたいだ

最近は前よりも仲良くなったと思うので、「友人帳」に関しても色々と聞いている

畳の隙間から現れたのは1目の大きな妖

「ひもじい・・・ひもじい・・・何かくだされ・・・何かください」

1つ目だからか、威圧感がすごい・・・

貴志は思わず皿に残っていたたい焼きを1つ渡した

丁度その時猫が帰ってきた

先生「お、夏目帰ったか。今日は家の者が鯛焼きとやらを作っておったぞ」
夏目「ニャンコ先生」
『猫』
先生「む?」

この猫は貴志がニャンコ先生と名付け飼い猫として共に暮らしている妖

貴志曰く、友人帳を代償に用心棒を自称している妖なんだけど・・・

62話→←60話 夏目貴志side



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闇黒嶺(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけてとても嬉しいです!これからも頑張るので、どうかお願いします! (2022年3月10日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - この話好きです(*^^*)これからも頑張ってください💪応援してますー🔥 (2022年3月7日 13時) (レス) @page31 id: 91b6b6a73d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2021年11月1日 14時

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