33話 ページ34
名取「そういえばね、今回は手伝ってくれる子がいるんだよ」
もうそろそろ来るはずだよ。と周さんが言った直後ガサガサと草の音がして
草から出てきたのはアイツだった
『お前・・・』
夏目「花佳、さん・・・」
名取「なんだ知り合いなのかい?」
『この間話したろ?預かることになった奴だ』
名取「夏目の事だったのかい」
まぁ、なんにせよ
『アイツには話してないから今回はパス』
じゃぁなぁ、と周さんの隣を通り過ぎて私だけ家に戻った
それにしても、周さんが言っていた妖怪ってやっぱり蔵の妖怪だよなぁ・・・
周さんにあぁは言ったが、やっぱり気になる・・・・・・
それに、絶対『妖怪を祓う』という点において、周さんとアイツは相いれられないと思うし・・・
『クソ!なんで、私がアイツのことで悩まないと行けんのだよ!!』
翌日、隠れて蔵のあるところに行ってみれば、何故かアイツは瓜姫に捕まってた
何してるんだ?
本当に
そう思ってると、あの妖怪が来た
やっぱり周さんが祓おうとしていたのはあの妖怪だったようだ
結果的にはアイツが瓜姫の拘束を自力で解き、祓いは失敗に終わった
後で聞いた話、あの妖怪は新たに「柊」という名前を貰い、周さんの式になったそうだ
『ま、良かったんじゃないか』
260人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇黒嶺(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます!感想ありがとうございます!これからも頑張って行きます! (2021年9月17日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
るり - 夏目の小説ありがとうございます!めっちゃおもしろいので更新頑張ってください! (2021年9月15日 20時) (レス) id: 2fc01779ea (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます!頑張って更新していきます! (2021年8月19日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください(*´艸`*) (2021年8月13日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2021年6月18日 11時