12話 ページ13
高い霊力を持つ者は清めの一波を放つ事が出来ると聞く
どこからが妖怪が屯するこの辺に向かって霊波を放ったんだろう
私が今まで話していた低級たちはビビって逃げて行った
随分と一方的なやり方だな
だが、今受けてわかった
相手は妖怪を視認することが出来ないようだ
そして、妖怪に聞き回って分かったことは、この清めの一波はごく最近始まったもの
だとするならば、私の周りでごく最近変わったことを考えればいい
そう言えば、1組に転入生が来てたな
確か名前は・・・田沼
次の日、1組の友人に聞けば田沼の家は寺で、父は住職だと言う
ほぼ確定したと言っても過言じゃないだろう
だが問題は、妖怪たちのことをどう伝えるか・・・
私は見えない体で普段過ごしているわけで、見えるなんて言ったことない
その日の放課後、また八ッ原に行けば中級たちがアイツにも頼んだそうだ
だとすれば、このまま放っておいても大丈夫なのだろうが、事は早くこ収めた方がいい
そう思い、私は意を決して田沼の家の扉を叩いた
いやまぁ、正確には呼び鈴を鳴らしただけだけど・・・
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闇黒嶺(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます!感想ありがとうございます!これからも頑張って行きます! (2021年9月17日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
るり - 夏目の小説ありがとうございます!めっちゃおもしろいので更新頑張ってください! (2021年9月15日 20時) (レス) id: 2fc01779ea (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます!頑張って更新していきます! (2021年8月19日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください(*´艸`*) (2021年8月13日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2021年6月18日 11時