情報交換致しましょう ページ9
ホームルームの時間にチャリの話をしてすっかり仲良くなった私達は、3人で有と荒北のクラスへと向かう。
有のクラスの方はまだホームルームをしていた。
福ちゃんと新開と談笑していれば教室からお馴染みの号令が聞こえてくる。
先生が出てきたドアから顔を覗かせ有を探す
「A、何してんのォ?」
荒北が話しかけてきた。
こいつが真面目にホームルームに出てるとか考えてなかったから、いるとは思わなかったため若干驚く
「え?あ、うん。えっとね、有っている?」
「あ?あぁ…あのうるせェ奴ねェ…」
げっそりとした荒北が答えてくれた。
待て、この半日でお前らに何があった…
うんざりした顔で有を呼ぼうとしてくれる荒北
「呼ばれてないけどジャーーン!!!」
「俺ァ…帰る…」
「えーー!?荒北帰るのー??ばいばーーい!」
恐らくこのクラスで荒北に話しかけるの有だけなんだろうな。と思いつつげっそりというかうんざりという感じの荒北の背中を見送る
「んで、何?巫〜」
「あぁ、そう。帰りにカフェに行かない?」
「行くーーー!!!!!!」
福ちゃんと新開がじゃあ、俺たちは帰るかと後ろで話してるのが聞こえる
なんかごめんね…本当…
昇降口まで一緒に行きそこからは寮組と別れる
ばいばーいと手を振ると振り返してくれた2人
校門を出た瞬間
「「手を振る福ちゃん尊い…」」
見事にハモった
「ところで巫。どこのカフェに行くの?」
「近く歩いてれば見つけられると思って声をかけたので全然決めてない」
「じゃあ、探索しながらカフェを探す方針で」
「うぇい」
カフェは割とあっさり見つかった。
とりあえず、そのカフェに入りお茶をする。
「さて、ではそろそろカバンの中でも物色しますか」
情報を手に入れるためカバンを漁る
中から出てきたのは筆箱、ルーズリーフ、ファイル、携帯、財布、なんかの鍵、あと変な紙の束
まぁ、筆箱とか財布とか携帯とか鍵とかは分かるじゃん??
何?謎の紙の束って…
まぁ、気になるので紙の束を開いてみる
中にはこれから住む場所の地図と住所とか家の事とか色々書いてあった。
私達はとりあえず、これから住む事になる家に向かうことにした
ほら、だって携帯とか無闇に開いてみ?
自分の持ってたデータの他に荒北のショタ期とかの画像入ってたら発狂するでしょ?
こういうのは、二人っきりで見るのがいいんです。危ないから
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます!楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします! (2017年9月13日 23時) (レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます!これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います! (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね!これからも頑張ってください! (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしはる | 作成日時:2016年9月25日 6時