クラス ページ6
コッペパンを握りながら…いや、引きずりながらクラス表の前に着くとクラス表の周りは人で溢れかえっていた。
うわぁ…中入っていくのめんどくせぇし、金色も置いてきちゃったし…後で怒られるな。
なんて的はずれなことを考えながらどうするか、考える。
そこで、私は思いついた
「靖友、クラス表見てきてよ」
「あぁ゛?」
威嚇する荒北
私はコッペパンを掴みながらとても綺麗に作り笑いを作って見せた
「クラス表…私の分も見てきてよ」
「チッ」
舌打ちをしながらもちゃんとクラス表を見に行く荒北
クラス表の周りに集っていた人達は荒北の睨みによって道を開ける
荒北も色々不憫だな。とか他人事のように考えながら荒北を見る
私のせいで可哀想な感じになっているのだが…そこはまぁ、あれだ。
ご愛嬌と言うやつだ。
しばらくすると荒北が戻ってきた
「AのクラスはC組だとよ」
「へぇ〜靖は?」
「あ?俺はAだけどォ?あ、そういえば、気になる名字のやつがいたなァ」
「へぇ?どんな?」
「確か…金色?」
荒北がそういった時
何故かとても嫌な予感がした
「え?何何〜!呼んだ〜???」
そう言いながら金色がこちらに走ってくる。とてもいい笑顔で
だが、目が笑ってないのは何故だろう…
あぁ…。置いていった上に私が荒北と絡んでいるからか…羨ましいのか…
と自分の親友の推しを思い出して納得する
金色の推しは荒北だったな…
荒北の方をふと見てみるととても嫌そうな顔をしている。
…あぁ、うるさそうとか思ってるんだろうな
とか少し荒北を不憫に思いつつずっと思っていたことを口に出す
「靖…その髪型くそウケる」
「それ今言うことォ!?」
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます!楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします! (2017年9月13日 23時) (レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます!これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います! (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね!これからも頑張ってください! (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしはる | 作成日時:2016年9月25日 6時