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違和感 ページ29

朝、教室で真波の入部届を見ながらニヤニヤしていると福ちゃんに声をかけられた。

「A、なんだか嬉しそうだな」

「福ちゃん…!あのね、早速一人来たよ!」

そう言って私は入部届を福ちゃんに見せる

「鍛えがいのありそうな奴か?」

「そうだね。期待出来そうな一年生だったよ」

私は不敵に笑って見せた
福ちゃんは満足そうな顔をしてそうか。とだけ言って去っていった

そして、放課後。
部室に行くとちらほらと一年生がいる。
見かけない顔だからすぐ分かる
うちの学校には仮入部期間みたいなものはない。
そのため、各自見学入部は自由だ。
その部によって、掟のような決まり事はあるが。

考え事をしながら、マネージャー専用の部室に行き、着替える

「ねぇ〜、A。めぼしい人材いた?真波以外」

有が着替えながら話しかけてきた

「そうだね〜…特には。一瞬でこれ!みたいな子はいなかったかな」

「そっか〜…銅橋は来てないか」

「銅橋ぃ…………」

思わず変な声が出た
私は正直な話…銅橋が苦手だ
苦手…うん…地雷…までは行かないけど苦手…

「変な声」

私の声を聞いて大爆笑する有
着替えを終えてまだ笑っている有と共に部室へと行く

私たちが行くと福ちゃんが集合をかける。
いつも通り、連絡を終えて新1年に声をかける。

「入部届けを貰いたいやつ、提出したい奴はマネージャーに言え。以上」

福ちゃんは、あとは頼んだ。と言うと練習へ向かう
有は返事をしたあと、声を出す

「一年生は、私か私の隣にいるこいつから入部届けを受け取る、または提出した後見学!別に通常メニューこなしてもいいけど。多分明日死ぬからオススメはしない!!以上!」

私の元に来た一年生に入部届けを渡したり受け取ったりしながら、何となくの体つきで大体のステータスを見る

流石、箱根学園と言うべきか。それなりの素材を持った子が多い。
問題はどう磨くか…
どう一年の練習メニューを組むか考えながら、二三年の練習を見る

その時少しの違和感を覚えた。

あれ…?なんか…変。
……!?!!?あのバカ…!

私は違和感の正体である人に近づいた

愛すべきバカ→←入部届



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設定タグ:弱虫ペダル , 箱根学園 , 真波山岳   
作品ジャンル:アニメ
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます!楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします! (2017年9月13日 23時) (レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます!これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います! (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね!これからも頑張ってください! (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よしはる | 作成日時:2016年9月25日 6時

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