クラス分けです！ぼっちだったら靖友を殴ります ページ19
朝、自宅で目を覚ます。
流石にもう見慣れた景色だが、来たばかりの頃は朝目が覚める度にここはどこだ！と思ったのを思い出す
もう2年…
しみじみとババアになったな…と考えながら支度をする。
でもよく考えると、こっちに来た時18だったから今20歳だよ。
真波君たちからしたらババアじゃんね！
お酒飲める歳だよ
まぁ、こっちの世界ではまだ18にすらなってないんですけど！
学校に向かい、昇降口に張り出されているクラス分けの表をみる。
時間が早いからだろう。人が全然いない。
逆に今日学校休みなの？と思う程人がいない
クラス表をみて、特進クラスの欄を見る。
特進クラスを志望したから、入っていれば…
あ、あった！同じクラスには……福ちゃんと有がいる！良かった〜…！ぼっち回避した〜！！
私は、特進クラスの教室へと向かった
教室に入れば、やはり誰もいない。
座席表を確認し自分の席に座る。
私の席は窓側の後ろから２列目。なかなかにいい席だ
窓から外を見ると校庭が見える。
流石に始業式の日に朝練をやっている部活はなく、人のいない校庭と風の音と虫の音以外聞こえないこの空間は何故かとても落ち着かない
すると、廊下を走る音が聞こえた
｢いっちばーーーん！！｣
扉を開け飛び込んでくる有に私は意地悪く微笑んだ
｢有おはよう。残念でした〜｣
｢嘘ぉー！！一番じゃなかったぁあ！！！｣
膝から崩れ落ちそうな勢いで落ち込む有
表情がコロコロ変わって見ていて飽きない
こういう所が福ちゃんは好きなのかな…とか全然関係の無いことを考える
｢え〜…と、金色…金色…あ！…お前の隣かよぉぉお…｣
座席表に名前を見つけこちらに歩いてくる有
｢まぁ、五十音順だから仕方ないよね？金色と福富じゃ、隣にはなれないでしょ｣
｢うぅ〜…寿一…なんか、お前は楽しそうだね｣
｢まぁね？｣
有は少し考えて
｢あぁ…真波｣
｢うん｣
｢2年待つのもしんどそう…私なら無理だわ｣
｢私からしたら来ていきなり会うのもちょっと…｣
｢｢…どっちもどっちだね｣｣
二人でそう言い笑い合う
どうも思考回路が似ているからか、よくハモるのだ
2年の時に二人揃えばプ〇キュアだな！とか尽八に言われたのを思い出す
確かに私と有は見た目も性格も正反対だけど、だからこそお互いを補い合うような存在だ
つまり、あながち尽八の言う二人揃えばプ〇キュアは間違いじゃない
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2017年9月13日 23時) (
レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます！これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います！ (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね！これからも頑張ってください！ (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしはる | 作成日時：2016年9月25日 6時
