ゲーマーカップルの喧嘩 2 ページ33
東堂 尽八side.
｢カードの引きの良さとかも含めてを考えても3セットでどう？｣
｢いいですよ？勝つのは俺なんで｣
おい待て。俺は真波が山以外でそんな真剣な顔するなんて知らないぞ！？
そして、俺はふと気になったことを荒北に聞く
｢おい、荒北｣
｢ンダヨ｣
｢お前もゲームが得意なのか？｣
｢あ？ンなことネェヨ。俺はどっちかと言えば、ゲームは嫌ェだ｣
｢何故だ？｣
｢ンなモン。俺の方が先に初めてたゲームをほんの数時間、１日程度で俺より強くなるような奴とゲームしてたら嫌いにもなるだろうヨ。あと元々、あんまり得意じゃ無かったしナ｣
｢なるほど。そういうものか。｣
｢そういうもんだヨ｣
荒北の返答に納得しながら、2人の勝敗を見守る。
が、まぁ、しかし。
何が何だか分からない、俺にとっては2人が何をやってるいるのかすら分からない。
どっちが勝っていて負けているかくらいは、辛うじて分かるが…
結果から言えばAが勝った。
真波は本気で悔しそうにしている
｢先輩のデッキ強すぎるんですよ！！どんなくじ運してるんですか！？｣
ほぼ逆ギレだ
｢初期に引いたカードがたまたまレジェンドが大量に入ってただけだけど？｣
悪びれる感じでもなくそう言うA
いや、悪びれることでもないのだろうが、もう少し言い方があるだろう…言い方が…
2人とも大人気なく言い合いをしているが、どこか楽しそうで活き活きしていた。
しかし、そこにとんでもない爆弾を落とした奴がいた。
｢でもさ？デッキが最強ならビジョップだろうと、ドラゴンだろうと、はたまたネクロマンサーだろうと関係なくない？？てか、課金すれば全て解決するじゃん。｣
その爆弾を落とした奴とは、もちろん…
有だ。
｢有…。｣
｢有ちゃん先輩…｣
｢｢課金すればいいって問題じゃない！！！｣｣
この後、また2人が最強がどうのの話を始め、更にその話はほかのゲームの話へと飛躍し、3日くらいその件で喧嘩していたらしい。
3日後結局冷静になったAが突然賢者タイムに入り、喧嘩は終了した。
あれ以降、あの2人の前でゲームの話をするのは禁止となっている。
好きなものがあると言うは、いいことだろうし、趣味が合うと言うのは、カップルが長続きするのにもいいと思う。
思うが、あまり熱くなり過ぎるのも問題だな。と実感した出来事であった。
End.
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よしはる(プロフ) - リノアさん» ありがとうございます!真波を可愛く書くことに全力を注いでいたらかっこよくなってくれないのが最近の悩みですw (2017年3月25日 1時) (
レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
リノア - 真波がかわいいです(笑) バレンタインの話なんて男の子ってみんなそうなのかなとかおもしましたw (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
yoshiharu1013(プロフ) - えむ★さん» ありがとうございます！私の文才不足で真波君の不思議チャンな部分があまり出てないのですが、彼は人懐っこい感じのイメージが強いですね！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 真波くん、なつっこくて可愛いですね！面白いです！ (2017年3月17日 23時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしはる | 作成日時：2016年10月30日 22時
